文部科学省、科学技術週間告知ポスターと学習資料を公開

 文部科学省は2024年3月25日、科学技術の理解増進施策の一環として、学習資料「一家に1枚 世界とつながる“数理”」と科学技術週間告知ポスターを制作し、Webサイトに掲載すると発表した。第65回科学技術週間は、2024年4月15日~21日に実施される。

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 文部科学省は2024年3月25日、科学技術の理解増進施策の一環として、学習資料「一家に1枚 世界とつながる“数理”」と科学技術週間告知ポスターを制作し、Webサイトに掲載すると発表した。第65回科学技術週間は、2024年4月15日~21日に実施される。

 「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることを目的として1960年2月に制定された。毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間、全国で各種科学技術に関するイベントなどが実施される。

 第65回科学技術週間は、2024年4月15日から21日に実施される。全国の大学や研究機関、科学館等では、研究施設公開や講演会など、多くの関連イベントが開催される予定。

 文部科学省では2005年より、この科学技術週間にあわせ、科学技術に触れる機会を増やし、科学に対する興味・関心を高めることを目的に、学習資料「一家に1枚」を制作している。第20弾となる今回は、国立研究開発法人理化学研究所(理研)、数理創造プログラム(iTHEMS)が企画・監修した学習資料「一家に1枚 世界とつながる“数理”」、理研iTHEMSが制作した「一家に1枚 世界とつながる“数理”制作チーム」と、第65回科学技術週間告知ポスターを制作し、科学技術週間HPに公開した。

 今回の「一家に1枚 世界とつながる“数理”」では、「数学を道具として使うこと」で世界のものごとを理解したり答えを出したりする「数理」をテーマに、数理が生活でどのような形で使われているのかを、さまざまな事例をもとに紹介。

 今後は、全国の小・中・高等学校、大学等に配布するとともに、配布に協力する全国の科学館、博物館などを通じて科学技術週間中に広く配布する予定だという。なお、配布協力機関一覧は科学技術週間HPにて公開される。また、紙面の内容をより掘り下げた特設Webサイトを開設し、2024年度科学技術週間にあわせ、順次公開するとしている。

《いろは》

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