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東京ひとり暮らし大学生の9割が家賃は親の負担…平均額6.3万円

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  • どのタイミングで引っ越しましたか
  • 引越し費用は誰が負担しましたか
  • 家賃は誰が負担していますか
  • 現在住んでいる部屋:家賃
  • 部屋探しを始めたのは入居のどれくらい前ですか
  • 部屋を決める際、親に相談等はしましたか
  • 今住んでいる街を選んだ理由は何ですか
 賃貸サイト「キャリルーノ」、購入サイト「オウチーノ」を運営するオウチーノ総研は11月30日、東京の大学に通う大学生984人を対象にひとり暮らしに関する実態調査を実施。第1弾として「イマドキの大学生のひとり暮らし事情/部屋探し編」を公開した。

 今回調査した大学生のうち、ひとり暮らしの割合は22.1%、実家暮らしは71.3%、寮は4.9%だった。

 現在ひとり暮らしをしている大学生の85.2%が大学入学時に引越しをしている。そのうち96.3%が引越し費用を全額親に負担してもらったと回答。また、91.7%が家賃を全額親に負担してもらっている。

 大学生の部屋の家賃で一番多いのは6万円台で30.8%、次に5万円台と7万円台が26.9%。家賃平均は6.3万円だった。

 ひとり暮らしをしている大学生の59.2%が、現在住んでいる部屋に対して「もっといろんな物件を見ればよかった」「もっと早い時期から探しておけばよかった」「大学から近い物件にすればよかった」など何らかの不満を感じている。また、「いつ部屋探しを始めたか」の問いに対しては、入居の「1ヵ月前」(51.9%)、「2ヵ月前」(18.5%)、「3ヵ月前」(7.4%)となっており、63.0%が入居の1週間~1ヶ月前と答えた。

 「部屋を決める際、親に相談等はしたか?」という問いに対して、「ほとんど親が決めた」が55.6%、「親と相談して決めた」が37.0%で、合計すると、部屋を決める際に親の意見を取り入れた学生は92.6%に上った。受験の時期は時間も知識もないため親に頼らざるを得ず、一方で費用を出すのは親なので、親が意見も出すことになる。また、大学生の場合は親が契約者となるので、親の意見を取り入れるのも当然と言える。しかし、「ほとんど親が決めた」と答えた大学生が現在住んでいる部屋に満足していない割合は、「親と相談しながら決めた」という大学生より16.6%多い。このことは、入居者である大学生が意志決定に参加しなかったことの代償が予想外に大きいことを意味する。

 ひとり暮らしをしている大学生が、現在住んでいる街を選んだ理由の第1位は「大学に近い」で51.9%。2位は「家賃が安い」で33.3%、3位は「落ち着いている」で25.9%だった。同調査で、実際に「通学する大学の最寄駅周辺に住んでいる大学生」は30.8%だったが、「大学まで乗り換えなしで通える街に住んでいる大学生」も含めると73.1%に達しており、サラリーマンの「職住近接」志向ならぬ大学生の「学住近接」志向がうかがえる。

 東日本大震災の直後、ひとり暮らしで不安を感じたことは何かを聞いた質問で、もっとも多かったのは「家族が近くにいない」で40.7%だった。仕送りなど金銭面だけでなく、いざという時、心理面でも支えてくれる家族の存在の大きさを痛感した人も少なくなかったようだ。以下、「交通機関の乱れ」37.0%、「停電」25.9%と物理的な不安が続いた。
《前田 有香》

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