消費者庁、首に装着する「子ども用冷感ベルト」について注意喚起

 消費者庁では、子どもを事故から守るためのさまざまな取組を実施している。その一環として配信している「子ども安全メール」の最新号では、子ども用冷感グッズに対する注意を呼びかけた。

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消費者庁「子ども安全メール」
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 消費者庁では、子どもを事故から守るためのさまざまな取組を実施している。その一環として配信している「子ども安全メール」の最新号では、子ども用冷感グッズに対する注意を呼びかけた。

 首に装着する「子ども用冷感ベルト」について、国民生活センターが商品テストを実施。その結果、成長期にある子どもが痛みに敏感なのにもかかわらず、成人用商品よりもベルトの曲がり方がきつく、また、首へのはめ込み口の部分の開きが小さいため、首が締め付けられやすいことがわかった。

 また、同センターが、水に浸して首に巻くマフラータイプの冷感タオル類についてもテストを行った結果、一部の製品から、アレルギー性の接触皮膚炎を起こすおそれのある防腐剤が検出された。消費者庁では、初めて使用する際は、防腐剤を除くために、ぬるま湯等でよく洗い、異常を感じたらすぐに使用をやめ、専門医に診てもらうことを勧めている。
《纐纈 敏也》

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