一橋大、情報検索や電子書籍の閲覧用に図書館でiPad2の貸し出しを試行

 一橋大学附属図書館では、所蔵状況をはじめとする情報検索や電子ジャーナル・電子ブックの閲覧などを館内のどこでも手軽に行えるように、iPad2の貸し出しを試行する。

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 一橋大学附属図書館では、所蔵状況をはじめとする情報検索や電子ジャーナル・電子ブックの閲覧などを館内のどこでも手軽に行えるように、iPad2の貸し出しを試行する。

 同サービスは、学習・調査・研究などを目的とする場合に、同大学が発行する一橋認証IDを持っていると利用ができ、利用も同大学の附属図書館内限定だという。同大学は、試行サービス期間中の利用者にアンケートをとるなどし、利用状況などの問題を確認した上で同サービスの本格的な導入を目指すとしている。

 大学の附属図書館内でのiPad貸し出しは、九州大学や岡山大学でもすでに試行されている。九州大学の中央図書館では、試行的に行っていた貸し出しサービスを2012年1月に正式運用し、中央図書館以外の附属図書館での貸し出しを行っていた。岡山大学の附属図書館でも、同校の生徒職員を対象にiPadの貸し出しを行っており、Webサイト上で貸し出し状況を確認できるようにしている。

 このようなiPadの携帯性を生かした試行サービスは、今後電子書籍や電子ジャーナルが増えていく環境において、ほかの図書館でも増えていくだろう。
《村尾 純司》

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