河合塾の学生寮で49人食中毒、調理業者を営業停止処分

 東京都は5月1日、大手予備校の河合塾の学生寮で食中毒が発生し、寮生49人が発熱、下痢、腹痛などの症状にあることを発表した。発症者は、18歳から22歳の男性49人。このうち3人が入院したが、症状は快方に向かい、すでに退院しているという。

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 東京都は5月1日、大手予備校の河合塾の学生寮で食中毒が発生し、寮生49人が発熱、下痢、腹痛などの症状にあることを発表した。発症者は、18歳から22歳の男性49人。このうち3人が入院したが、症状は快方に向かい、すでに退院しているという。

 学生寮は、東京都北区にある河合塾東京飛躍寮。朝と晩の食事を委託先である「グリーンハウスサービス」(渋谷区)が調理し、提供している。4月19日から25日にかけて、寮生から発熱や腹痛などの訴えがあり、患者の便からエルシニア・エンテロコリチカという菌を検出した。

 北区保健所では、学生寮の給食による食中毒と断定し、調理委託業者を5月1日から3日間の営業停止処分にした。業者は、4月27日から営業を自粛している。
《奥山直美》

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