東京都健康安全研究センターは夏休み期間中、都内在住の小学生（4～6年生）を対象とした「食の安全こども調査隊」を実施する。食中毒予防に関する学習資材を用いた自宅学習形式で行う。申込締切7月14日。
東京都では、小学生が食の安全について楽しみながら学べるよう、例年夏休み時期に「食の安全こども調査隊」を実施している。2022年度に引き続き、2023年度も食中毒予防に関する学習資材を用いた自宅学習形式での開催が決定した。
内容としては、食中毒予防の3原則「つけない」「ふやさない」「やっつける」について、家庭での実験や調理を通じて理解を深めることを目的として実施。手形培地で、手洗い前後の手の菌を視覚的に確認したり（つけない）、冷蔵庫内の温度や食材の保存方法を確認したり（「ふやさない」）、ハンバーグの加熱時間と肉や肉汁の色の変化を確認したり（やっつける）するなど、テキストやまとめシートを通して学習する。学習終了後、まとめ用シートの写しを送った参加者には、修了証と記念品がおくられるという。
対象者は、都内在住の小学校4～6年生。定員150名。申込多数の場合、抽選を行う。抽選結果は7月下旬に通知。参加費は無料で、テキスト・まとめ用シート・実験用資材などの自宅学習キットが届けられるが、実験に使用する食材費は自己負担となる。
◆食の安全こども調査隊
対象：都内在住の小学校4～6年生
定員：150名（抽選）
参加費：無料
締切：2023年7月14日（金）
申込方法：Webサイトの申請フォームより申し込む
