文科省が指導参考資料「学校において予防すべき感染症の解説」作成

 文部科学省は、教職員や医療関係者を対象に「学校において予防すべき感染症」を解説する指導参考資料を作成した。各種感染症の概要、学校における感染症への対応、学校保健安全法施行規則改正などについてくわしく解説し、同省HP上で公開している。

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「学校において予防すべき感染症の解説」
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 文部科学省は、教職員や医療関係者を対象にした指導参考資料「学校において予防すべき感染症の解説」を作成した。各種感染症の概要、学校における感染症への対応、学校保健安全法施行規則改正などについてくわしく解説し、同省HP上で公開している。

 学校における感染症対策については、1999年に「学校において予防すべき伝染病の解説」を発行しているが、この間の医療の進歩や疾病流行状況の変化などを踏まえ、新たな指導参考資料を作成した。

 2012年4月に一部改正された学校保健安全法施行規則については、改正内容である髄膜炎菌性髄膜炎の追加、インフルエンザなどでの出席停止期間の見直しについてわかりやすく紹介。学校における感染症への対応では、感染経路、感染症予防の方法、出席停止と臨時休業、健康診断などについて説明している。

 感染症については、名称や特徴のほか、病原体、潜伏期間、症状、予防法、登校(園)の基準などを解説。Q&Aでは、「インフルエンザと普通の風邪の違い」「インフルエンザの発症後5日経過の数え方」など、10のテーマについて紹介している。
《奥山直美》

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