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高校授業のIT利用率は6%、家庭学習では48%

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家庭学習におけるIT利用率
  • 家庭学習におけるIT利用率
  • 学校の授業におけるIT機器の利用状況
  • すでに取り入れているIT機器
  • 取り入れている科目
  • IT機器の活用方法(一部)
  • 家庭学習の際に利用している端末
  • 家庭学習での端末の利用方法(一部)
 eラーニング戦略研究所は7月1日、高校生に対する授業と教育ITに関する意識調査報告書を発表した。調査結果から高校の授業におけるIT利用率は6%と極めて低い一方で、家庭学習におけるIT利用率は48%に上り、学校の授業における利用率と比べ8倍も高いことが明らかになった。

 同調査は、全国の高校1~3年生の計100名を対象にWebアンケートを実施。調査期間は5月24日~27日。

 学校の授業におけるパソコン、タブレット、スマートフォン、電子黒板、プロジェクタの利用状況について、「すでに取り入れている(使っている)」はわずか6%であるが、「使ってみたい」27.0%と「どちらかといえば使ってみたい」28.0%を合わせた55.0%が授業で使ってみたいと回答した。

 すでに取り入れているIT機器は、最多が「プロジェクタ」50.0%、次いで「タブレット」33.3%、「パソコン」「スマートフォン」「電子黒板」が同率の16.7%。取り入れている科目は「理科」「英語・外国語」が50%となった。

 「あなたが先生ならパソコン、タブレット、スマートフォン、電子黒板、プロジェクタをどのように授業に取り入れるか」尋ねたところ、「写真・動画を活用させる」「板書をやめてパワーポイントを使い、サクサク授業を進める」「タブレットを使って生徒の回答や意見を効率的に回収する」など、具体的な意見が多数挙げられたことから、生徒が期待を寄せる反面、教育のIT化が進んでいない現状が浮き彫りとなった。

 家庭学習の際、パソコン、タブレット、スマートフォンを学習に利用しているかについて、「利用している」12.0%と「たまに利用している」36.0%を合わせた48.0%が利用していると回答した。

 家庭学習の際に利用している端末は、「パソコン」60.4%、「スマートフォン」52.1%、「タブレット」8.3%、「iPod touch」4.2%であった。

 端末の利用方法は、「人気塾の講師の授業をパソコンで見て学習している」「学習中に興味が出たところを調べる」「英語のリスニングを聞く」「スマートフォンのアプリで単語を覚えている」などが挙げられた。学習アプリや動画などを活用し、自分に合った学習方法を実践している様子がうかがえる結果となった。
《工藤めぐみ》

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