小学生のケータイ所有に半数の母親が賛成、小6の所有率は48%

 小学生の子どもが携帯電話を持つことに対して49.6%の母親が賛成しており、実際の所有率は、小学5年生が46.9%、小学6年生が48.4%と半数近くに上ることが、MMD研究所の調査結果より明らかになった。

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小学生~高校生の携帯電話端末所有率
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  • 子どもが所有している携帯電話の種類
  • 子どもと連絡を取るときにもっとも利用する方法
  • 小学生の子どもが携帯電話を持つことに対してどのように思うか
 小学生の子どもが携帯電話を持つことに対して49.6%の母親が賛成しており、実際の所有率は、小学5年生が46.9%、小学6年生が48.4%と半数近くに上ることが、MMD研究所の調査結果より明らかになった。

 同研究所は、子どもを持つ20歳~49歳の女性を対象に「2014年子どもを持つ母親の携帯電話・スマートフォンに関する意識調査」を実施し、11,000人の有効回答を得た。調査期間は7月31日~8月2日。

 小学生~高校生の子どもを持つ母親4,800人を対象に、子どもに携帯電話を持たせているか聞いたところ、51.3%が持たせており、2013年1月の調査時(41.9%)と比較して約1割増加している。所有率を年代別にみると、小1が26.9%、小2が32.6%、小3が41.6%、小4が38.4%、小5が46.9%、小6が48.4%、中学生が58.4%、高校生が94.3%。学年が上がるにつれて所有率が高くなっている。

 子どもに携帯電話を持たせている母親2,463人に、子どもが所有している携帯電話の種類を聞いたところ、小学1~3年までの約半数が子ども向け携帯電話、中学生になると半数がスマートフォン、高校生では8割がスマートフォンを所有している。

 子どもにスマートフォンを持たせている母親1,268人に、子どもとの連絡を取るときにもっとも利用する方法を聞いたところ、小学生の半数以上が「通話」、5割弱の中高生が「無料通話アプリ・チャットアプリ」と回答した。

 子どもを持つ母親11,000人に、小学生の子どもが携帯電話を持つことに対してどのように思うか聞いたところ、「賛成」12.5%、「やや賛成」37.1%、「やや反対」33.9%、「反対」16.5%と、半数が賛成していることがわかった。
《工藤めぐみ》

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