子ども虐待防止世界会議、名古屋で開催…子ども向けプログラムも実施

 世界各国の研究者や実務者らが集まる「子ども虐待防止世界会議 名古屋 2014」が9月14日から17日の4日間、名古屋国際会議場(熱田区白鳥町)で開催される。ユースプログラムでは、児童虐待やいじめ、家族の問題などに焦点をあてて話し合うという。

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チャイルド・ファンド(参考画像)
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  • 子ども虐待防止世界会議 名古屋 2014
 世界各国の研究者や実務者らが集まる「子ども虐待防止世界会議 名古屋 2014」が9月14日から17日の4日間、名古屋国際会議場(熱田区白鳥町)で開催される。ユースプログラムでは、児童虐待やいじめ、家族の問題などに焦点をあてて話し合うという。

 同会議は、国際子ども虐待防止学会が2年に1度開催する世界大会で日本での開催は初となる。今年のメインテーマは「子ども中心の社会に向けて:過去から学び、未来に向けて行動しよう」とし、基調講演や本部主催講演など、さまざまなプログラムが企画されている。世界各国から子ども虐待に関わる研究者や実務者、行政関係者などが集い、参加者は2,000名を超える見込みだという。

 会議3日目の9月16日には、子どもへの暴力のない世界を目指した活動を行っている国際NGOチャイルド・ファンドから2名が発表を行う。チャイルド・ファンド・ジャパンは「子どもたちが語る暴力と搾取のない世界」について、チャイルド・ファンド・インターナショナルは「子どもを守るコミュニティの仕組みを通じて、ネグレクト、虐待、暴力を防止し、家庭を守る取り組み」についてシンポジウムを行う。

 また、プレコンファレンスとして行われるユース・プログラムでは、「私たちの思いが世界を変える」をテーマに各国から集まった子ども・若者たち(10代から20代前半)が意見交換を行う。丸1日のプログラムとなっており、参加費は無料。
《水野こずえ》

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