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シャープらがデジタル教材を開発、11月より佐賀県で実証研究

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実証研究(デジタル版プリント教材)の流れ
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 シャープは10月20日、小学生用学習教材を発行する日本標準とともに共同開発したデジタル教材について、2014年11月下旬より佐賀県多久市の公立小学校で実証研究を実施すると発表した。

 近年教育の現場では、タブレット端末や電子黒板などを授業に活用する取組みが急速に進展しており、今後さらなる普及が見込まれているという。今回共同開発されたのは、シャープの教育向けソリューションに関する技術やノウハウと日本標準の学習教材における知見をもとに作られた、小学生用のタブレット端末向けデジタル教材。

 実証研究は日本マイクロソフトの協力により、佐賀県多久市の公立小学校3校の5年生約200人を対象に行われる。実施期間は、2014年11月下旬から2015年3月上旬の予定。

 教材は「デジタル版 学力到達度診断(国語・算数)」と「デジタル版 プリント教材(国語・算数)」で構成されている。実証研究では、まず「デジタル版 学力到達度診断」でテストを実施し、各児童の学習課題を分析する。次に学習の習熟度に応じた「デジタル版 プリント教材」を使用し、知識・理解の定着を図る。

 さらに、シャープが提供する学校向け教育支援システム「スタディシリーズ」を活用することで、教員が自分のパソコンで各児童の教材の進捗度合いや回答に至るまでの所要時間などの学習状況を細かく把握し、適切な個別指導につなげることができるという。

 シャープは今回の実証研究の成果に基づき、2015年度以降全国の小学校に向け同教材の導入を提案していくとしている。
《荻田和子》

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