小中学生の関心が高い交通安全テーマ、「ながらスマホ」

 JA共済は、「第43回 小・中学生交通安全ポスターコンクール」に集まった16万5694点の作品の訴求テーマを集計。小中学生が今、どのような視点で交通安全を捉えているか分析した結果を発表した。

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第43回 小・中学生交通安全ポスターコンクール
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JA共済は、「第43回 小・中学生交通安全ポスターコンクール」に集まった16万5694点の作品の訴求テーマを集計。小中学生が今、どのような視点で交通安全を捉えているか分析した結果を発表した。

今年の審査作品をテーマ別に分類すると、携帯電話の使用マナーを訴えるポスターが全体の14.6%を占め、訴求テーマのトップとなった。同テーマは2010年と2013年に続き、今回3回目の最多テーマとなり、その割合は、2010年の8.0%、2013年の12.0%を上回る過去最高の構成比率となった。

テーマ分析を開始した2003年には、携帯電話の使用マナーを訴えるポスターがすでに登場しており、ドライバーに向けて、運転中の携帯使用の危険性を指摘していた。その後、スマートフォンが普及し始めた2010年には最多テーマとなり、この時もドライバーに通話・メール禁止を呼びかけるものが大半だった。

それから3年後の2013年、再び訴求テーマのトップになると、今度は携帯電話を操作しながら歩く、いわゆる、歩きスマホ禁止を訴えるポスターが急増。そして今年のポスターにおいてはながらスマホをキーワードに、ドライバー・自転車・歩行者の全ての利用者に対し、様々な絵柄と構図で危険性を訴える作品が目立った。

小中学生交通安全ポスターコンクール、最多テーマは「ながらスマホはやめて」

《成瀬雄太@DAYS@レスポンス》

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