古いスマホで子どもがオンラインゲーム、高額請求トラブルも

 保護者の古いスマートフォンで子どもがオンラインゲームを行い、クレジット決済で高額請求される事例があることが1月13日、国民生活センターの発表でわかった。クレジットカード番号を登録した古いスマートフォンには、注意が必要だ。

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  • オンラインゲームに関する相談件数の推移(2014年11月30日現在)
  • オンラインゲームに関する相談件数(2013年11月15日現在)
  • 契約当事者の未成年者の詳細(2013年11月15日現在)
  • オンラインゲームにおける未成年者の契約購入金額の分布(2013年11月15日現在)
  • 2013年度のオンラインゲームの未成年者の支払手段(2013年11月15日現在)
 保護者の古いスマートフォンで子どもがオンラインゲームを行い、クレジット決算で高額請求される事例があることが1月13日、国民生活センターの発表でわかった。子どものオンラインゲームをめぐる金銭トラブルは近年多発しているが、古いスマートフォンにも注意が必要だ。

 この事例では、幼稚園に通う6歳の女児が、父親が以前使っていたスマートフォンでオンラインゲームをし、ゲーム内のアイテムを購入。クレジットカードの利用明細に身に覚えのない8万円の請求があったことから発覚した。

 スマートフォンは、自宅のWi-Fi経由でインターネット回線につながり、登録済のクレジットカード番号だけで決算できたようだという。

 同センターによると、通信契約を解約したスマートフォンでも自宅や飲食店のWi-Fi環境などを経由してインターネットにつながることがある。インターネットにつながると、簡単にクレジットカード決済できることがあるため、子どもが予測できないパスワード設定など、対策を講じる必要がある。

 子どもがオンラインゲームでクレジット決済を利用するトラブルは年々増加し、低年齢化も進んでいる。保護者には、親子の話し合い、クレジットカードや端末の管理などが求められそうだ。
《奥山直美》

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