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女子高生のスマホ利用平均時間は7時間…デジタルアーツ調べ

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吉田氏による調査結果報告
  • 吉田氏による調査結果報告
  • 近藤氏公演
  • 近藤氏、田中氏によるクロストークの様子
  • 一日あたりの使用時間
  • スマートフォン使用有無と今後の使用意向
  • フィルタリング使用状況(子ども全体)
  • 子どもが想定外の使い方をして驚いたこと
  • デジタルアーツ、ホームページ
 情報セキュリティメーカーのデジタルアーツは2月9日、東京都千代田区にて「第7回未成年者と保護者のスマートフォンやネットの利活用における意識調査発表会」を開催した。玉川大学大学院教職教育学研究科准教授の近藤昭一氏や、デジタルアーツ代表取締役の道具登志夫氏らが登壇し、子どもとネット環境の関わりや、デジタルデバイスを活用したこれからの子育てについて公演を行った。

 「未成年者と保護者のスマートフォンやネットの利活用における意識調査」は、デジタルアーツが2011年12月より定期的に行っている調査。今回は、同社が1月に実施した第7回目の調査結果が発表された。同調査は、10~18歳を中心とする未成年者とインターネット接続端末における利用実態調査に加え、保護者のネットリテラシー教育に対する意識についての調査も含まれている。インターネット調査により、1,213名から有効回答数を得た。

 第1部では、未成年者のスマホ所有率やフィルタリング導入率の推移をはじめとする調査結果について、デジタルアーツ経営企画部の吉田明子氏が講演と解説を行った。

 発表によると、今回の調査におけるスマホの利用率において、未成年が所有する電話の中でスマホを利用している割合は65.0%だった。詳細は、小学生が39.3%、中学生が59.7%。高校生は利用率がもっとも高く、96.1%。性別・学年別でみると、女子高生の利用率はほぼ全員に近い98.1%にのぼる。スマホで利用しているコンテンツは無料通話アプリ「LINE」(61.8%)や、ゲーム(41.4%)、動画(39.2%)が目立った。

 スマホにフィルタリングを導入している率では、小学生の使用状況が前回の調査から8.8%増加しており、54.7%となった。低学年ほどフィルタリングの導入率が高い理由として、インターネットを利用した犯罪から保護者が子どもを守ろうとし、積極的にフィルタリングをかけるような動きが出てきたことを吉田氏は指摘した。

 スマホの1日あたり使用時間は、平均利用時間が3.0時間であることに対し男子高生は4.1時間、女子高生は7.0時間と、長時間化する傾向にあった。女子高生の利用時間が多いことに関しては、近藤氏が「女性は男性と比較して人間関係を重視する傾向があるため、こういった結果が出た」とコメントした。また、スマホの1日の使用時間帯でもっとも多いのは18~21時で、女子高生の約4人に1人が夜中の0~3時に使用していることがわかった。

 0~9歳の子どもを持つ保護者が、子どもに渡した端末で想定外の使い方をされ驚いた経験は45.7%存在。主な使われ方は「動画を見ていた」(54.0%)、「電話が発信されていた」(37.9%)、「カメラアプリを起動していた」(30.5%)など。望まないサイトでありながら、子どもが利用している際に表示されてしまった中で多いサイトは「アダルト・ポルノ」、「出会い系」「ゲーム」であったことを保護者全体の6割が回答した。

 情報モラル教育に主体となって取り組むべき、と保護者からの要望が強かったのは「学校・教育機関」が69.7%ともっとも高く、次いで「保護者・家庭」とする回答は59.1%だった。保護者の情報リテラシーに対する意識の高まりは、近年増長しているという。

 第2部では、玉川大学准教授の近藤氏が登壇し、「子どもの成長とメディアコミュニケーション」をテーマに、子どもの成長・発達過程におけるデジタル社会との接し方について講演した。
《佐藤亜希》

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