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保護者の6割、子どもにスマホを持たせる際「スマホ依存」に不安…東京都調査

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子どもが利用している携帯電話・スマートフォンのタイプ
  • 子どもが利用している携帯電話・スマートフォンのタイプ
  • スマートフォンを持たせた時期
  • 適切に利用していると思うか
  • 家庭内でのルール
  • どのようなルールか
  • フィルタリングサービスの加入状況
  • スマートフォンを持たせるにあたり不安なこと
  • 保護者として必要な課題
 子どもにスマホを持たせるにあたり6割以上が「依存してしまう」ことに不安を感じていることが、東京都が行った調査からわかった。また、保護者の課題として、スマホに関する「知識習得」や「親子のコミュニケーション」をあげていた。

 「家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用等に関する調査」の調査期間は平成26年12月12日から17日、インターネットパネルを使用したネット調査アンケートとして行われた。都内在住の小学生(4~6年生)、中学生および高校生の子どもに携帯電話などを持たせている保護者を対象に、1,500人から回答を得た。

 スマートフォンの所持率は、小学生が16.6%、中学生が53.2%、高校生が85.2%。持たせた時期は「高校1年生」が27.6%がもっとも多く、次いで「中学1年生」19.8%、「小学5年生から6年生」15.3%が続いた。全体の76.7%が、中学1年生から高校3年生までに持たせ始めていることになる。

 子どもが携帯電話・スマートフォンを「適切に利用していると思う」と回答した保護者の割合は、小学校では72.0%だったが、高校生では22.8%までに減少。家庭内でルールを作っている割合は、小学校61.2%、中学校69.2%、高校生43.8%。ルールの内容では、「利用する時間の制限」「利用する際のマナー」「利用するサイトの制限」が上位となった。ルールを守れなかった場合のルールを作っている割合は、中学校49.7%がもっとも高い。

 フィルタリングサービスの加入状況では、「加入している」31.9%に対して、「加入していない」36.7%。「インターネットが使えない機種・設定」という回答も19.1%あった。高校生に限ると、半数以上がフィルタリングサービスに加入していない。加入していない理由でもっとも多かったのは「子どもを信用しているから」だった。

 スマートフォンを持たせるにあたり不安なことでは、「依存してしまう」が63.3%でもっとも多かった。保護者として必要な課題では、半数以上の保護者が「インターネットや携帯電話について、子どもに教育できる十分な知識を身につけること」「親子のコミュニケーションを緊密にすること」と回答した。都や学校で必要な対策については、「学校の授業などで、ネットの危険性について取り扱う」42.5%ともっとも多かった。

 これらの調査結果は、都で取り組んでいるフィルタリングやルール作りの普及を、より一層促進するために活用していくという。
《黄金崎綾乃》

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