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熱中症の救急搬送が過去最多の2万4,500人、少年層も3,000人超

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救急搬送人員数の年齢区分
  • 救急搬送人員数の年齢区分
  • 都道府県別人口10 万人当たりの救急搬送人員数
  • 熱中症情報
  • 熱中症対策リーフレット
 消防庁は8月18日、平成27年7月の熱中症による救急搬送の状況を発表した。全国で7月に熱中症によって救急搬送されたのは2万4,567人で、6月の搬送人員の約8倍となった。平成20年の調査開始以来、7月の搬送人員として過去最多となった。

 同庁によると、6月の熱中症による救急搬送人員数は3,032人だったが、7月中旬から全国各地で最高気温が35度以上になる猛暑日が観測されたのが、増加した要因の1つとしている。

 救急搬送された人の年齢区分でもっとも多かったのが高齢者(65歳以上)1万2,307人で全体の半数を占めている。ついで成人(18歳以上65歳未満)が8,744人、少年(7歳以上18歳未満)は3,314人、乳幼児(生後28日以上7歳未満)は200人だった。昨年と比較すると、高齢者は3,766人増加、成人は1,837人、少年は523人増加している。

 都道府県別にみると、人口10万人当たりの救急搬送人員数は群馬県がもっとも多く33.76人、ついで福島県が29.13人、埼玉県が28.02人だった。さらに、救急搬送人員数を昨年と比較すると、東京都は1,030人増えて2,293人ともっとも多く、ついで埼玉県は799人増えて2,016人だった。

 地域によっては今後も厳しい暑さが予想されることから、こまめな水分補給やエアコン・扇風機を使った室温の調整や適度な休憩をとるなどの予防を呼びかけている。消防庁では、「熱中症情報」サイトで救急搬送状況の速報値を毎週発表しているほか、「熱中症対策リーフレット」を公開し予防対策を紹介している。
《田中志実》

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