【インフルエンザ15-16】埼玉県で今季初の学級閉鎖…厚労省

 厚生労働省は11月20日、平成27年第46週(11月9日~15日)のインフルエンザ発生状況を取りまとめ、発表した。インフルエンザの患者報告数は全国で707件、定点あたり報告数は0.14となった。また、埼玉県の県内公立学校では今季初めて学級閉鎖が発生した。

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厚生労働省「インフルエンザ(総合ページ)」
  • 厚生労働省「インフルエンザ(総合ページ)」
  • インフルエンザ様疾患発生報告(第11報)北海道から愛知県
  • インフルエンザ様疾患発生報告(第11報)三重県から沖縄県、別掲
  • インフルエンザ定点あたり報告数・都道府県別
 厚生労働省は11月20日、平成27年第46週(11月9日~15日)のインフルエンザ発生状況を取りまとめ、発表した。インフルエンザの患者報告数は全国で707件、定点あたり報告数は0.14となった。また、埼玉県の県内公立学校では今季初めて学級閉鎖が発生した。

 厚生労働省では、各都道府県が選定した全国5,000か所のインフルエンザ定点医療機関から報告されるインフルエンザの発生状況について情報分析を行っている。インフルエンザ様疾患発生状況(学校休校情報)、インフルエンザ入院患者情報とともに、集められた情報を原則として毎週金曜に発表している。

 発表された第46週のインフルエンザ様疾患発生状況(学校休校情報)を見ると、全国の保育所・幼稚園・小学校・中学校・高等学校において、2施設に学年閉鎖、8施設に学級閉鎖があった。埼玉県では、11月10日にさいたま市にて県内初めての学級閉鎖が発生。県によると、さいたま市立西原小学校の1学級にて36名中17名が欠席し、登校罹患者数が5名となり、11月10日から12日まで学級閉鎖となった。

 第46週ではさいたま市のほか、山形県、京都府、和歌山県にて、初めての学年・学級閉鎖が発生した。東京都では2学校で学級閉鎖し、学年閉鎖とあわせて累計14校にのぼり、神奈川県(政令指定都市を除く)では1校で学級閉鎖し、累計4校となった。千葉県も第46週はなかったものの、累計4校で学年・学級閉鎖が発生している。学年・学級閉鎖が報告された都道府県は、第46週で19都道府県(政令指定都市を含む)となった。
《黄金崎綾乃》

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