いつもより1秒長い元日、2017年1月1日に「うるう秒」調整

 総務省と情報通信研究機構(NICT)は7月8日、平成29年(2017年)1月1日(日)に1年6か月ぶりとなる「うるう秒」の調整を行うことを発表した。来年の元旦は、“いつもより1秒 長い日”となる。

生活・健康 その他
画像はイメージ
  • 画像はイメージ
  • 総務省
  • 「うるう秒」実施日一覧
  • 情報通信研究機構(NICT)
 総務省と情報通信研究機構(NICT)は7月8日、平成29年(2017年)1月1日(日)に1年6か月ぶりとなる「うるう秒」の調整を行うことを発表した。来年の元旦は、“いつもより1秒 長い日”となる。

 「うるう秒」とは、原子時計に基づく時刻を、天文時とのずれが0.9秒以内におさまるように調整を行う時刻のこと。うるう秒の調整は1972年から数年に1回程度行われており、今回の調整は平成27年(2015年)7月1日に行って以来1年6か月ぶりに行われるもの。うるう秒の調整が元日に実施されるのは、平成21年以来のこと。

 総務省と情報通信研究機構の発表によると、今回の調整では平成29年(2017年)1月1日(日)午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」を挿入する。総務省と情報通信研究機構は今後、11月ごろをめどに「うるう秒実施説明会」を開催し、うるう秒の調整に関して説明を行う予定。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top