【大学受験2017】進研模試、合格可能性判定基準7月データ公開

 ベネッセコーポレーションは、高3生・高卒生対象の進研模試総合学力記述模試・7月のデータに基づく「合格可能性判定基準」を、運営するWebサイト「マナビジョン」に掲載した。受験者でなくとも入試難易度の目安として活用できる。

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  • 進研模試合格可能性判定基準 総合学力記述模試・7月(国公立大) 画像は一部
 ベネッセコーポレーションは、高3生・高卒生対象の進研模試総合学力記述模試・7月のデータに基づく「合格可能性判定基準」を、運営するWebサイト「マナビジョン」に掲載した。受験者でなくとも入試難易度の目安として活用できる。

 進研模試は、全国の高校生の学力を定期的に測定しており、全国レベルでの客観的な学習到達度を測ることができる。進研模試総合学力記述模試・7月の合格可能性判定基準は、同模試のデータと2016年度入試結果および2017年度入試科目データを分析して判定した。

 判定基準は、国公立・私立・その他の3つに分けて、地区別に大学・学部の偏差値を掲載。国公立では、センター試験と2次試験を合わせた教科(科目)を模試の出題配点で集計した記述総合判定、志望校の2次試験の入試科目配点で集計した2次傾斜、マーク模試と記述模試をセンター試験と個別試験にそれぞれ見立て、志望校の入試科目の配点で集計したドッキングにA~Eの5段階判定で合格可能性を示した。

 私立と大学校・短大・専門学校などそのほかでは、各大学の入試教科と配点で集計する入試本番と同じ条件の総合判定と2次傾斜、ドッキングに合格可能性を示した。

 国公立大の合格可能性80%以上とされる記述総合判定の偏差値は、東京大(前期)は文科一類(85)、文科二類(84)、文科三類(83)、理科一類(84)、理科二類(84)、理科三類(89)。

 京都大(前期)は文(82)、法(83)、経済(82)、教育(81)、総合人間(81)、理(81)、工(80)、医(88)、薬(81)、農(78)。

 私立大の総合判定では、慶應義塾大は文(83)、法(87)、総合政策(81)、経済(83)、商(82)、理工(81)、環境情報(82)、医(88)、薬(82)、看護医療(73)。

 早稲田大は文(81)、文化構想(80)、法(84)、政治経済(85)、商(84)、社会科学(83)、教育(78)、人間科学(77)、国際教養(82)、基幹理工(76)、創造理工(76)、先進理工(81)、スポーツ(73)。

 表中の大学名からは各大学のプロフィールに移動し、大学の基本情報や最新情報を確認できる。
《勝田綾》

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