神奈川県は2023年7月15日から10月31日の期間、県内の科学館や大学、企業など85機関の協力で、科学教室や自然体験教室を実施するにあたり、「かながわサイエンスサマー2023」として紹介する。
「かながわサイエンスサマー」は、科学技術への理解増進と、将来の科学技術人材の育成を目的に開催する。子供たちや青少年が科学の楽しさを知り、楽しむ機会を提供するため、県内の科学館や博物館、大学、企業などの協力を得て、夏休み期間中にさまざまなイベントを開催。「かながわサイエンスサマー」として紹介している。2022年度は63機関で開催され、約26万3,000人が参加したという。
2023年度は7月15日から10月31日まで開催。宇宙航空研究開発機構（JAXA）や理化学研究所、横浜国立大学など、県内85機関が参加。特色を生かして開催する行事を、リーフレットやホームページで広く紹介している。
たとえば「帆船日本丸・横浜みなと博物館」では、「ミニ海洋教室」「日本丸でロープを学ぼう！作ろう」（いずれも予約不要）、「日本丸シーカヤック教室（事前予約）」「親子で宿泊海洋教室（事前予約）」などを開催する。
リーフレットは神奈川県のWebサイトに掲載されている。また、各地域県政総合センターや市区役所、町村役場、図書館などの窓口に配架。県内すべての国公私立小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、義務教育学校、特別支援学校に送付。小学校4年生～6年生には全員に配布予定。
なお、各イベントに関する詳細は、実施機関のWebサイトなどで確認できる。
◆かながわサイエンスサマー2023
期間：2023年7月15日（土）～10月31日（火）
実施機関：85機関
リーフレット：実施機関の行事案内・県内のおもな科学技術イノベーション拠点を紹介
配布場所：各地域県政総合センターや市区役所、町村役場、図書館の窓口など
