睡眠時間が足りない小中学生58%…ニフティキッズ調査

 ニフティは、「ニフティキッズ」で「睡眠」に関するアンケート調査を実施し、2023年8月29日に結果を公開した。中学生では約7割が睡眠不足だと感じており、約4割が学校で居眠りをしていることが明らかになった。

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「睡眠」に関する調査レポート
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 ニフティは、「ニフティキッズ」で「睡眠」に関するアンケート調査を実施し、2023年8月29日に結果を公開した。中学生では約7割が睡眠不足だと感じており、約4割が学校で居眠りをしていることが明らかになった。

 「睡眠」に関する調査は、2023年6月27日から7月24日、インターネットにて実施。対象は、小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者で、2,359人から回答を得た。

 平日の睡眠時間は、全体の27%が「8時間」と回答している。小学生に比べ、中学生になると睡眠時間が減る人が多い傾向にある。小中学生の休日の睡眠時間でもっとも多かったのは「8時間」23%で、次に「9時間」22%と平日に比べて全体的に睡眠時間が増加している。「10時間」や「10時間以上」と答えた人は平日では5%以下だったが、休日はいずれも10%を超えている。

 睡眠時間が「足りている」と答えた小中学生は全体の42%で、半数以上の人が「足りていない」という結果になった。足りている小学生49%に対し、足りている中学生は33%と低い。

 睡眠時間が足りない理由の最多は「なかなか寝付けない」52%で、「YouTubeなどの動画を見ている」42%、「家での勉強に時間がかかる」41%と続く。睡眠時間が足りないと学校での居眠りをしてしまうこともあるようで、小学生では22%、中学生では39%が「してしまうことがある」と回答している。

 寝るときは「1人」と答えた小中学生が全体の44%で、もっとも多かった。小中学生別にみると、1人で寝ると答えた小学生は35%で、中学生では54%と約20%増えている。朝は「おうちの人に起こしてもらう」と答えた小中学生が45%と一番多かったが、次に「自然と目が覚める」40%、また「目覚まし時計」37%、「スマホのアラーム」27%と自分で起きる努力をしている人も多いようだ。その一方で、小中学生の55%が、寝坊をしたことが「ある」と回答している。

《中川和佳》

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