春のセンバツと呼ばれる「第86回選抜高等学校野球大会」の出場校全32校が参加する中、抽選会が3月14日に毎日新聞大阪本社で行われた。全16試合の組み合わせが発表され、3月21日から12日間、熱戦を繰り広げることになる。 開会式の選手宣誓は創部85年の節目に初出場の広島新庄高校・中村航輝主将に決定。直後となる第1試合は、目標を全国制覇と掲げる神村学園(鹿児島)と14年振りの出場を決めた岩国高校(山口)のカードで、鹿児島県からは21世紀枠で奄美群島から初出場の大島高校と2校が出場する。 今大会の21世紀枠には北海道から九州までの9地区より3校が登場する。大会期間は3月21日(金)から4月1日(火)までの準決勝前日の休養日を含む12日間。試合は1日に3ゲームずつ行われる。第6日の第1試合までが1回戦、第2試合からは1回戦を勝ち進んだカードが対戦となる。◆第86回選抜高等学校野球大会【第1日】神村学園(鹿児島)-岩国(山口)福知山成美(京都)-山梨学院大付(山梨)履正社(大阪)-小山台(東京)【第2日】駒大苫小牧(北海道)-創成館(長崎)池田(徳島)-海南(和歌山)日本文理(新潟)-豊川(愛知)【第3日】報徳学園(兵庫)-沖縄尚学(沖縄)白鴎大足利(栃木)-東陵(宮城)鎮西(熊本)-佐野日大(栃木)【第4日】智辯学園(奈良)-三重(三重)関東一(東京)-美里工(沖縄)智辯和歌山(和歌山)-明徳義塾(高知)【第5日】広島新庄(広島)-東海大三(長野)今原西(愛媛)-桐生第一(群馬)大島(鹿児島)-龍谷大平安(京都)【第6日】横浜(神奈川)-八戸学院光星(青森)以降2回戦