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※本信は、ユニセフ本部の発信情報をもとに日本ユニセフ協会が作成・配信しています。
※リリース原文は http://www.unicef.org/media/media_81530.html でご覧いただけます。
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【2015年4月14日 フリータウン(シエラレオネ)発】
エボラ出血熱の流行によって、昨年9月以降すべての学校が閉鎖されていたシエラレオネ。
同国の約180万人の子どもたちは、およそ8カ月ぶりに再開される学校へと戻れることに
なりました。ユニセフはシエラレオネ政府とともに、教員への研修、手洗いの励行、毎日
の体温チェックなどを徹底することで、安全な学校再開に向けた支援をしてきました。
「これは、この国が日常を取り戻すための大きな1歩です。大切なのは、エボラ流行以前
から学校に行くことができていなかった子どもたちも含めて、すべての子どもが学校に
行けるようにすることです。すべての子どもが教育を受けることこそ、この危機からの
復興のカギなのです」とユニセフ・シエラレオネ事務所のローランド・モナーシュ代表
は話しました。
安全な学校再開に向けて同様の対策を講じた隣国のギニアとリベリアでは、それぞれ
今年1月と2月に学校を再開しています。ギニアでは、130万人の子どもたちが学校に
戻っており、リベリアでも、初期段階のデータによると、少なくとも80万人が再び教育
を受けられるようになりました。安全な学校再開のための対応基準に準拠する学校数の
増加に伴い、学校に戻る子どもの人数も増え続けています。シエラレオネでの学校再開
を受け、エボラ流行3カ国すべてで、安全な教育再開の基盤が整ったことになります。
シエラレオネ教育科学技術省は、8,000以上あるすべての学校が再開し、2014-2015年の
教育課程を取り戻すことができるだろうとみています。
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学校再開を支援するため、ユニセフ・シエラレオネ事務所は、9,000人の教員にエボラ
予防、安全ガイドライン、また子どもたちへの心のケアの研修を行いました。さらに
合計2万4,300カ所(1校あたり3カ所に相当)の手洗い場の設置や、校舎を清掃する
ための資材などの提供も行いました。
さらに、180万人分の学用品が、まもなくすべての児童・生徒に届けられます。学校
へのアクセスが難しい農村部の子どもたちのためには、1万7,000個の太陽光発電式
ラジオが配られる予定です。
「学校が安全に学べる場所であるよう、追加で新たな安全基準を設けてはいるものの、
エボラが完全に収束するまでは気を緩めることはできません」とモナーシュ代表は
付け加えました。
ユニセフのこうした学校再開支援は、米国(USAID/OFDA)、英国、オランダ、
スウェーデン(SIDA)、ドイツ、日本、ノルウェー、カナダ、アイスランド各国からの、
あたたかいご支援に支えられています。
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Issa Davies, UNICEF シエラレオネ,
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