株式会社偕成社が2018年10月に刊行した絵本『くろいの』(田中清代 作・絵/ https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784033328805)が、世界的な絵本イラストレーションのコンクール、第4回ナミコンクールで、日本人初となるパープルアイランド賞を受賞しました。
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ナミコンクール(ナミ国際絵本イラストレーションコンクール)について
ナミコンクールは、ナミアイランド(韓国)の主催で、2年に1度開かれている、世界的な絵本イラストレーションのコンクールです。世界最大のボローニャ国際絵本原画展より参加国数で上まわり、応募数ではボローニャに次ぐ規模の大きな賞になります。
主催のナミアイランドは、子どもの本のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞の公式スポンサーでもあり、今回の審査委員長は国際アンデルセン賞画家賞を受賞したホジェル・メロ氏(ブラジル)が務めています。
本賞には、上位順に4つの賞があります。
◯グランプリ(1名)
◯ゴールデンアイランド賞(2名)
◯グリーンアイランド賞(5名)
◯パープルアイランド賞(10名)
ナミコンクールの受賞告知ページ
http://www.namiconcours.com/apply/2019awardwinners.php
過去の受賞者には『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』(ブロンズ新社)のトーベン・クールマン氏(ゴールデンアイランド賞)、『いろのかけらのしま』(ポプラ社)のイ・ミョンエ氏(グリーンアイランド賞)などがいます。
日本人初で、2名が受賞!
今回は98ヶ国からエントリーされた1,844点の応募作から、受賞作が選ばれました。
パープルアイランド賞を受賞した田中清代氏『くろいの』のほか、ゴールデンアイランド賞には、同じ日本から加藤寛之氏の作品が選ばれています。
ひとりでいる子どもの心に優しくよりそう“くろいの”
『くろいの』は、人気絵本『トマトさん』(福音館書店)以来、16年ぶりに著者が作絵を手がけた、銅版画による絵本です。
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ひとりで帰るいつもの道で、女の子が不思議ないきものをみつけます。どうやら、自分にしか見えていないようです。ある日、思いきって声をかけると、その“くろいの”は、とことこ歩きだしました。女の子があとをついていくと、古い日本家屋に案内され……。
ひとりでいるときの子どもの心に優しくよりそう“くろいの”と女の子の出会いをあたたかく描いた絵本です。
ぜひこの機会に貴媒体でご紹介ください。
【著者紹介】
作・絵:田中清代
1972年神奈川県に生まれる。多摩美術大学絵画科卒業。1995年ボローニャ国際絵本原画展ユニセフ賞受賞。翌年同展入選。以来絵本を主に、独自の世界をもつ作品を着実に創りつづけている。主な作品に『みずたまのチワワ』『みつこととかげ』『トマトさん』『おきにいり』『おばけがこわいことこちゃん』『いってかえって星から星へ』『ねえ だっこして』『ひみつのカレーライス』『白鳥の湖』『気のいい火山弾』『小さいイーダちゃんの花』など多数。
【書籍詳細】
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書名:くろいの
作・絵:田中清代
定価:1,400円+ 税
対象:3歳から
サイズ:19cm×23cm
ページ数:64ページ
ISBN コード:978-4-03-332880-5
発売日:2018年10月
◎偕成社HP書誌情報: https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784033328805
プレスリリース提供:PR TIMES

