株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川/代表取締役社長兼COO:南條達也)は、2022年2月10日(木)に『なぜ? から調べる 水のじゅんかん(全2巻)』を発売いたします。
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炊事や洗濯、お風呂や歯みがきなど、毎日の生活であたりまえに使われている水。しかし、人類の歴史のほとんどの期間、きれいな水を得ることは難しく、重くて簡単にこぼれる水を運ぶことはたいへんな重労働でした。そして、現在でも多くの人の努力によって、水は家庭へと届けられているのです。
■自然の中で循環する「水」
水は、自然の中で循環しています。川を流れる水は海へと注ぎ、やがて海から蒸発した水は雲となり、雨を山に降らせ、そしてまた川に流れ込みます。私たちが使う上水道や下水道はその自然の水の循環の一部を利用しています。私たちが日常で使用する水を知ることは、環境を知ることにつながるのです。
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■上水道の仕組みを知る
上水道の水は浄水場で浄化され、各家庭に届けられることはご存知でしょう。浄水場では沈殿、濾過、薬品による消毒などの処理をして川や湖などから取り入れた水をきれいにしていきます。
本書では、そうした浄水場のしくみや、水源となる森林、ダム、取水堰などについても取り上げ、水の供給に関する知識を得ることができます。
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■下水道の役割とし尿処理
台所や洗面所、トイレなどで使われたあとの水は下水道を通じて下水処理場へと流れていきます。下水処理場では沈殿、濾過、微生物による分解が行われ、水をきれいにしていきます。その仕組みを豊富な写真やイラストで分かりやすく解説しています。また、公園や大規模施設での雨水の再利用、企業による水質浄化の実例も紹介。また、下水道が整備されていない地域での浄化槽のはたらき、バキュームカーによるし尿処理などもあわせて掲載しています。
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■上下水道の歴史や感染症、公害との戦い、SDGsについて
上下水道の役割はいつでも水を使えて、流せる――だけではありません。社会を清潔に保ち、人々の健康を守ることです。かつて、上下水道が不十分であった時代にはコレラなどの感染症が頻繁に発生しました。また、排水などが原因で発生する公害も自然を破壊し、人々を苦しめました。公害は今でも完全に解決されていませんが、現在では川や湖の水質も改善しつつあります。
また、世界では今でも安全な水、清潔なトイレがない地域も数多くあります。SDGsの目標6は「安全な水とトイレを世界中に」です。世界の水と下水の現状と問題、その解決に向けた取り組みも紹介しています。
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■「水」についての調べ学習にも最適
小学校4年の社会科で水について学びます。本書は豊富な写真やイラストで調べ学習に役立つ構成になっています。また浄化槽などを使う地域でも活用できる内容です。
小学生だけではなく、大人もまた、身近で、そして欠かせない「水」について考える機会にもなるシリーズです。ぜひご一読ください。
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[商品概要]
『なぜ? から調べる 水のじゅんかん』
1巻 水はどこから来るの? 2巻 水はどこに行くの?
監修:太田猛彦(東京大学名誉教授)
揃定価:7,700円(本体7,000円+税10%)
各巻定価:3,850円(本体3,500円+税10%)
発売日:2022年2月10日(木)
判型:A4変判/各64ページ
電子版:あり
セット ISBN:978-4-05-811588-6
1巻 ISBN:978-4-05-501365-9
2巻 ISBN:978-4-05-501366-6
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/8881158800
※本書は図書館向け商品につき、一般の書店ではあまり流通しないため、お近くの図書館へリクエストいただくと、より手に取っていただきやすくなっております。
また、ネット書店などを通して一般の方にもお買い求めいただけます。
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