福島県浪江町で3月16日(日)震災前に一番にぎわいのあった新町通りで歩行者天国イベント「2025新町にぎわいマーケット」を開催します

「2025新町にぎわいマーケット」は今年で4回目。今年は「縁」をテーマとし、地元住民をはじめ浪江に関わる多くの方々とつながり、新しい出会いを紡いでいく場としてイベントを開催。



福島県浪江町で地域コミュニティづくりに取り組む任意団体「なみとも」(代表:小林奈保子)は、2025年3月16日(日)に浪江町で「2025新町にぎわいマーケット」を開催します。かつて浪江町で一番にぎわいのあった新町通りを中心に、地元住民や出店にご協力いただく皆様、そして来場者の皆様と一緒に、人々が行き交う風景を生み出すイベントです。
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浪江町のメインストリート「新町通り」を歩行者天国にしてマルシェを開催


イベント概要
日時:2025年3月16日(日)11:00~16:00
   同日18:00よりキャンドルナイト実施
場所:福島県浪江町新町通り

当日は、フリーマーケットエリア・フードエリアでは浪江町内外から人気のお店が集結します。また、町の復興に尽力する地元企業や新規進出企業が取り組みを紹介するブースを出展します。音楽ステージや体験コンテンツなど、大人から子どもまで楽しめる「わくわく体験」も充実させています。
浪江町とは?
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JR浪江駅の様子。2024年から駅周辺の再開発が開始。2031年に新駅舎が誕生する予定。

浪江町は福島県の浜通り地域にあり、海も山も川もあって自然豊かな町です。浪江町には300年の歴史を持つ大堀相馬焼があり、請戸漁港で水揚げされる魚介類の美味しさも評価されてきました。

しかし2011年の東日本大震災で津波による犠牲者を出し、東京電力福島第一原子力発電所での事故により全町避難を余儀なくされ、浪江町は住民が0に。その後約6年間にわたり町でのすべての営みはストップせざるを得ませんでした。
待ちに待った2017年3月末、浪江町の一部の避難指示が解除。住民の帰還が始まり新しい住民の移住も増え、2024年12月末時点で2,256名、震災前の人口の10%程度まで回復しました。
現在浪江町に居住する人の33%が移住者であり、『2025年版住みたい田舎ベストランキング』(宝島社)において、人口5,000人未満のまちランキング総合部門1位に選ばれています。
主催団体について
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浪江町の住民同士の交流促進のため、流しそうめん大会を実施。そのほか防災コミュニティや子どもの居場所づくりにも取り組んでいます。

「2025新町にぎわいマーケット」を主催する「なみとも」は、浪江町で町民や移住者のコミュニティづくりを行い、楽しく住みよいまちを目指すことを目的に2018年2月に設立しました。

設立以来、町内で様々なイベントや事業を通して、コミュニティづくりに尽力。過去の代表的な実績として、浪江町に訪れる人々の交流拠点となるゲストハウス「あおた荘」の運営(役割を終えたため現在はクローズ)、地元福島大学と連携して米の栽培から販売まで行うプロジェクトの実施、新町にぎわいマーケットの開催などがあります。これまでの活動が評価され、2024年11月に浪江町から復興功労者として表彰されました。
新町にぎわいマーケットの舞台、新町通りとは?
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2024年に開催した新町にぎわいマーケットの様子。2025年もフリマエリアにはバラエティ豊かなお店が集まります。

東日本大震災以前は浪江町のメインストリートとして町内随一のにぎわいがあった「新町通り」。
浪江町民の多くがこの新町通りのでの震災前の思い出を語るとき、いきいきした表情を見せます。人々の暮らしや美味しいお店の話、お祭りの話。たくさんの思い出がつまっている新町通りでは現在、避難指示解除後もなかなか商店が戻らず、寂しい雰囲気のままであることが、地元住民にとってはとても心苦しいものでした。
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2017年一部避難指示解除後の新町通り。人通りはなく建物の解体が進む場所も見受けられる。

この新町通りが、何かひとつでも盛り上がるきっかけがほしい。
人々が行きかう景色をもう一度創りだしたい。

そんな地元住民、移住者の思いが重なり、2022年に第1回目となる「新町にぎわいマーケット」を開催。来場者した方からは、「まるで十日市祭(昔からある浪江町最大級のお祭り)みたいだ」、「こんなに人が歩いているを見るのは久しぶりだ」との声が寄せられました。
多くの方にとってこの新町通りは「浪江のシンボル」であり、震災後も深く心に刻まれている風景なのです。

この新町通りを起点に、地元住民や町に関わる多くの方々が交流し、楽しみながら、開発・発展が進む浪江町の今後を一緒に考えるきっかけとなることを目的として、「新町にぎわいマーケット」を毎年3月に開催しており、今年で4回目を迎えます。
2025年は「縁」がテーマ。地元住民の皆様はもちろんのこと、浪江町に新しく来られた方々、企業との皆様とのご縁を大切に、更なる縁づくりに貢献できれば嬉しいです。
コンテンツが盛りだくさん!
人気のお店が集結!
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浪江町や南相馬市、双葉郡で人気のお店が集結。個性的なお店が集まるフリマエリアも要注目。

今年4回目を迎える「新町にぎわいマーケット」。2022年1回目のご来場者は800名でした。それが昨年は1,350名に増加するほど、年を重ねるごとに規模が大きくなっています。ひとえにご協力いただいたご出店者の皆様のおかげ。今年も浪江町や双葉郡、南相馬市で人気のお店が「新町にぎわいマーケット」に集結します。

昨年浪江町にオープンした「ジョワイストロナミエ」。東京・恵比寿にある老舗ビストロ「ビストロ ダルブル」の姉妹店です。「ジョワイストロナミエ」を浪江町を盛り上げたい想い一心で開店した無藤哲弥シェフに「新町にぎわいマーケット」の出店をお願いしたところ、二つ返事で快諾。イベント当日は「巨大パエリアをつくるんだ!」と無藤シェフは意気込んでいます。

また、全国規模で高い人気を誇るクラフトサケの「haccoba」も出店。haccobaのお酒はグラスでもボトルでも販売されますので、ぜひその美味しさをご堪能ください。

そして、先月浪江町のお隣、双葉町でオープンした「open roastery Alu.」。温かな人柄で多くのファンを持つ深澤諒さんが淹れるコーヒーをお楽しみいただけます。

その他にも、いわき市に店舗を持ち大阪スパイスカレーで人気の「すえつぎCAFE」、南相馬市を中心にアツアツでとろけるピザを提供する「Pizza Bravo」など個性が豊かなお店が出店されますので、この相双地域の彩豊かな味をご堪能ください!

フリマエリアには、多彩なバリエーションのお店たちが。おしゃれな雑貨や古着に出会えるかもしれないお店や、浪江町で唯一の古本屋さん、ダーツができるブースも出店します。子どもたちが楽しめる縁日やワークショップや、浪江町のご当地ヒーロー「なみえアベンジャーズ」、その他バラエティ豊かなお店が「新町にぎわいマーケット」に集結します。

会場には、浪江町へ進出した企業のブースも!

水素の町の浪江。その水素でつくった電気でシャボン玉をつくる装置を披露する「ふくしまハイドロサプライ」。ハイテク技術を誇るコンクリートで有名な、メディアに引っ張りだこの「會澤高圧コンクリート」は最新鋭のドローンを披露。

その他にも、本物の運転免許証と見間違うクオリティのこども免許をつくるプログラムで出店いただく「JAF福島支部」や、「酪農」で浪江町を盛り上げる「株式会社シャインコースト」の他、「風力」で浪江町を盛り上げようと挑戦する「福島復興風力合同会社」、事業支援で浪江町に貢献する「ナミエシンカ」、「福島国際研究教育機構(F-REI)」など、企業・団体も会場を沸かせます。
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open roastery Alu.の店主深澤諒さん。今年2月に浪江町のお隣「双葉町」にコーヒーショップ兼焙煎所をオープン。深澤さんが淹れるコーヒーの味と人柄に惚れるファンが多い。

大人も子どもも楽しめるバラエティー豊かなコンテンツ
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シャボン玉パフォーマンスやチョークを使った路上お絵描きといったお子さまが喜ぶコンテンツも。

毎年恒例の音楽ステージでは、浪江町で活躍するアーティストが歌や演奏を披露します。素敵なパフォーマンスをお楽しみください。
今年は新たに「エン歌王大集合」と名付けたのど自慢大会を開催します。一般からエントリーいただいた10組の方々に「縁」にちなんだ歌を披露いただきます。

毎年「新町にぎわいマーケット」で高い人気を誇る「はたらくくるま体験」。浪江町の企業「伊達重機」と「浪江電設」のご協力でクレーン車などの重機の乗車体験ができます。子どもたちに向けて、この地域で地元企業がどのような仕事をしているか、楽しみながら触れていただける機会となっています。

他にも、学生サークル「しゃぼんぼん」によるシャボン玉パフォーマンス。新町通りをチョークでお絵描き「チョーク de お絵描き」といった子どもたちがワクワクするコンテンツもございます。
夜はキャンドルナイト 未来のメッセージに灯をともす
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2024キャンドルナイトのようす

新町にぎわいマーケットの終了後の18時頃からキャンドルナイトを実施します。
今年のメッセージは【ひろがる つながる なみえのえん】(公募で決定)。
”浪江の縁がどんどん広がっていくように。円が大きくなるように”との願いが込められています。
新町にぎわいマーケット開催中の時間帯で、キャンドルナイトに使用するカップの絵付けコーナーがありますので、ぜひご参加ください。

またキャンドルナイトの場所では、16:30からは大熊Bar mauveさんが出店。店主の近藤佳穂さんがつくるオリジナルカクテルと一緒に、素敵な浪江の夜をぜひお過ごしください。
特別ゲスト 浪江女子発組合のメンバーも遊びに来てくれます!
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千浜もあなさん
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播磨かなさん
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青山菜花さん

今回ご「縁」が重なって、浪江から始まった"わ"を日本全国に届けるアイドルグループ「浪江女子発組合」の播磨さん、青山さん、千浜さんも会場に来ていただくことになりました。会場をお散歩していただきながら「新町にぎわいマーケット」を楽しんでいただきます。
また16:00からは「組合員ふれあい広場」にてトークイベントを開催しますので、ファンの皆様も楽しみにいただけると嬉しいです!

なお、「組合員ふれあい広場」では今回浪江町役場のご協力で浪江町が持つ「浪江女子発組合」ゆかりのアイテムを展示しますので、こちらもぜひご覧ください。
当イベントに後援・協力・協賛いただいた皆さま
※個人は除く
後援
浪江町
協力
日産自動車株式会社 / UR都市機構
協賛団体
福島日産自動車株式会社 / 住友商事株式会社 / 住友商事東北株式会社 / 株式会社伊達重機 / 福島復興風力合同会社 / 横山・前田復旧・復興建設工事共同企業体 / 會澤高圧コンクリート株式会社 / 株式会社ナプロアース / 安藤ハザマ・岩田地崎・不動テトラ・淺沼 /ふくしまハイドロサプライ株式会社 / 野良仕事師集団 株式会社ちーの / ジョワイストロナミエ / たまげた家 / 浪江町権現堂行政区長会
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多くの個人の方からも協賛にご賛同いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

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代表:小林奈保子
担当:千頭(ちかみ)
メールアドレス:namie.net@gmail.com

プレスリリース提供:PR TIMES
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