
e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(代表取締役:吉田智雄、本社:大阪府吹田市 以下、イー・ラーニング研究所)は、小学生の子どもがいる親を対象に「教育トレンドトピックと教育現場の変化に関する意識調査」を実施いたしました。
調査の結果、過半数の親が教育現場の取り組みが大きく変化していることを認識している一方で、前向きに推進していると捉える人は約3割に留まり、教育改革の実態についての情報発信をより精力的に行っていくことが必要であることが判明しました。さらに、今後注目される教育トレンドのキーワードとして「非認知能力」が挙げられ、将来の不安や社会の変化に対応するためにもテストでは測れない能力が重要になると感じている親が多いという現状が伺える結果となりました。
=========================================================
【「教育トレンドトピックと教育現場の変化に関する意識調査」概要】
調査方法 : 紙回答
調査期間 : 2025年2月5日(水)~2月28日(金)
調査対象 : 小学生の子どもを持つ親、親族に子どもがいる方 計343人
※本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「イー・ラーニング研究所調べ」と明記してください =========================================================
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-89f2b73c0a7f8681a753609f42f08aea-1155x763.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1.半数以上の親が教育現場の取り組みが大きく変わってきていることを認識!
一方で、教育現場の新たな取り組みが前向きに進んでいないと感じる人が過半数を超えるという
課題も
「近年、教育現場の取り組みが大きく変わってきていると思いますか?<SA>」と質問したところ、近年の教育現場における変化について、「変化している」と感じる人は約6割(192)に上る一方で、「わからない」と回答した人も約4割(133)に上る結果となりました。さらに、新たな教育の取り組みに対し「前向きに進められている」と評価した人は約3割(106)に留まり、「わからない」と答えた人が過半数を占める結果に。この結果から、多くの人が教育現場の変化を感じながらも、その具体的な内容を十分に把握できていない層が一定数存在し、教育改革の実態についての情報発信が不足していることが明らかになりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-6a4c32652a601bf98112eb7acfdb2189-1033x319.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-449deb5549bc1dcb49216f0936633330-978x321.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2.7割以上の親が「テスト重視」からの転換が必要と実感!
多様な学び方とそれを支える環境整備が、今後教育現場をより良くするためには必要という意見も
教育現場をより良くするために必要なことは何だと思いますか?<MA>という質問に対して「テストだけでない学習評価の在り方」が約7割(257)と最も多く挙げられ、その次に「教育方法の多様化」(237)や「生徒一人ひとりの個性に合わせた指導」(233)が続いたことから、生徒の多様な学び方を尊重し、一律の評価基準に捉われない柔軟な教育を求めている親が多いことが伺える調査結果となりました。
また、「教師の働き方改革」(161)や「保護者との連携強化」(103)といった教育を支える環境面への関心も一定数見られたことから、教育の質を向上させるためには学びの内容だけでなく、それを支える制度や環境の整備も重要であることが示唆されています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-a3ba8148ecbc5328e87a5fa6706c5db7-1117x328.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
3.6割以上の親が注目するこれからの教育キーワードは「非認知能力」
課題解決力や創造力といったテストでは測れない能力の重要性を認識していることが判明
「推進が進んでいるこれらの教育に関するキーワードについてご存知ですか?<MA>」と聞いたところ、3割以上の回答者が「非認知能力の育成」(207)について知っていると回答し、次いで「部活動の地域移行」(158)が挙げられる結果となりました。上記の質問でも「テストだけでない学習評価の在り方」が教育現場をより良くするために必要であると回答した人が最多となっている結果からも、机に向かって勉強して得られる力以外の能力が今後重要になると感じている人は多く、その力のひとつとして「非認知能力」の認知度は一定数広まっているということが伺えます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-16c20da5b5e1afc08ff658076a9952bb-1062x331.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
さらに、「どこからこれらの教育に関するキーワードを知りましたか?<MA>」という質問の回答として「新聞やTV、WEBなどのメディア」が最も多い回答となっており、「学校などの教育機関」からキーワードを知ったという回答は最も少ないという結果となりました。この結果は教育機関からの取り組み発信が不足しているということを示唆しており、今後、教育機関は積極的に取り組みに関する情報を保護者へと伝え、対話を深めることで教育トレンドの理解を促進し、より良い教育環境を築くための基盤を整えていくことが必要であると言えるでしょう。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-1b639557dd086cd91bda5571a0aa8207-1087x402.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、「新たな取り組みを推進していく上で必要なことは何だと思いますか?<MA>」と質問したところ、「グローバルな視点の育成」が7割以上(247)と最も多く、次いで「親や教師の意識と知識」(218)と、「充実した教材やカリキュラム」(209)が約6割という結果となりました。この結果から、SNSやインターネットの普及により、国境を超えた交流が日常化していることから今後グローバルな視点を持つことが重要であると考えている親が多いことが読み取れます。また、新しい取り組みだからこそ子どもだけでなく、教える側も十分に知識を身につけたり、工夫されたカリキュラムや教材を用意したりするなど環境から整えていく必要があるということが伺えます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-e50810bca83da4eb0fb5525c68a076df-1069x310.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
4. 約8割の親が「金融教育」の推進強化が急務であると回答!
その他、親が子どもに学んでほしい内容は将来の不安や社会の変化を反映した結果に
「2025年度において、教育現場でより一層強化すべきだと考えることは何ですか<MA>」と尋ねたところ、「金融教育の推進」(269)が急務であると考えている親が約8割と最も多いことがわかりました。この結果として将来の経済環境に対する不安から、親世代は子どもたちに早くから資産形成の知識を身につけさせたいと考えていることが伺えます。また、「AIの活用やプログラミング教育の深化」(229)が次いで多い結果となった背景には、生成AIの台頭による社会の変化が影響していると考えられます。AI技術の発展により、仕事の在り方が変わる中で、子どもたちには「AIを使いこなす力」や「創造的に考える力」が求められる時代へと移行しつつあります。今後、教育の現場でもAIを活用した学習支援ツールの導入が進み、個別最適な学びの機会が広がる可能性があると言えるでしょう。一方で、テクノロジーの活用に関するリテラシー教育や、AIの倫理的な使い方に関する指導も重要な課題となると予想されます。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-80c6e8486d007c3c5666e740797b3ac4-1111x340.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
また、「今後、子どもたちにチャレンジしてほしいこと」として、前問に続き「金融に関する教育」(279)が最も多く挙げられ、関心度・必要性の高さが伺える結果となりました。また、「非認知能力などの学力では測れない能力」(253)への関心も見られ、社会の変化が激しくなり、決まった答えが存在しない問題に取り組む機会が増える中、学力だけでなく、課題解決力や創造力、コミュニケーション能力などのスキルの重要性も認識されていることが読み取れる結果となりました。その他に「グローバルコミュニケーション」(248)や「プログラミング教育」(195)などにも多くの回答が集まり、子どもたちには国際的な視野を持つことや、将来必要とされるデジタルスキル・金融リテラシーを身につけることが期待されているとわかります。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-e2fd1992b4bc52ccb429d3cbab284da7-1101x309.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【『子ども未来キャリア』 概要】
『子ども未来キャリア』は、子どものときから夢や目標を持ち、グローバル社会で必要となる知識と能力を育む、キャリア教育用ボードゲーム教材です。ボードゲームを通じた疑似体験と、スライド教材を活用した学習を組み合わせた「遊び×学び」を融合した内容で、主体的に楽しく学ぶことができます。
■URL :https://mirai-career.jp/
■販売対象 :全国の学童施設や学習塾、学校など、
教育関係の企業・組織
子ども向けの体験型イベントを開催される
企業等とのコラボレーション
■教材対象年齢:小学生・中学生・高校生 ※その他要相談
■学習テーマ
・「教育用!資産形成ゲーム」
・「教育用!コミュニケーションゲーム」
・「教育用!事業投資ゲーム」
・「教育用!ディスカッションゲーム」
・「教育用!おつかいゲーム」
・「教育用!情報推理ゲーム」
・「教育用!キャリアデザインゲーム」
・「教育用!多様性ゲーム」
・「教育用!SDGsゲーム」
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-60bc3d0dc17141ec8f0af0a9a2bdc543-139x92.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-e37f711fee6278482379b1030ec9fd54-1550x456.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【『スクールTV』概要】
[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13831/258/13831-258-1db27e32802bc15464b0a39eae663138-169x44.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『スクールTV』は、「学習習慣の定着」を目的とし、全国の教科書内容に対応した小・中学生向けの動画教育サービスです。約1,000本のオリジナル授業動画を配信し、自ら能動的に学習する「アクティブ・ラーニング」のメソッドを日本で初めて動画内に導入しています。また、学習習慣が身についた子どもが、もう1つ上の目標を目指すために開始された学習コンテンツとして、現在、教科書や教材出版社など他社のドリルも提供しています。
■URL :https://school-tv.jp/
■利用料金 :無料
有償プラン(「成績向上目的の学習コンテンツ」を有償で提供)
・スクールTVプラス:月額300円(税込)
・スクールTVドリル: 250円(税込)~ ※学習教材により異なる
■対象 :小学生(1年生~6年生)、中学生(1年生~3年生)
■学習内容 :小学校1~2年生:算数
小学校3~6年生:算数・社会・理科
中学校1~3年生:数学・社会・理科・英語・国語
■サービス特徴:
1.「授業動画が見放題」
・小・中学校の教科書に対応した授業動画が見放題
・単元の中で「重要ポイント」に絞り込み、テレビを見るような感覚で楽しく学習できる
・映像総数:約1,000本
2.「やる気を育てる講師陣」
・有名大学の現役学生を講師として採用
・お兄さん・お姉さんのような親しみやすさを演出
3.「アクティブ・ラーニングメソッド採用」
・文科省が推進する主体的・対話的で深い学び「アクティブ・ラーニング」の視点を導入
・授業開始前の約5分間に「アクティブ・ラーニング動画」を採用し、子どもの興味を惹きつける
・定期的に質問を投げかけるなど適度に自分で考える機会を与えることで、「能動的」な学習が可能
【株式会社イー・ラーニング研究所】
名称 :株式会社イー・ラーニング研究所
本社 :大阪府吹田市江坂町1丁目23-38 F&Mビル6F
東京支社:東京都港区港南1丁目8-40 A-PLACE品川1F
代表者 :代表取締役 吉田 智雄
URL :https://e-ll.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES