株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:牛田圭一)が企画・制作する中古車情報メディア『カーセンサー』は、この1年で掲載された全モデルの中から、ユーザーの購入意欲の高さに注目し、ランキングを作成しました。第12回目の栄えある第1位は「スズキ ワゴンR(2003年発売モデル)」となりましたのでここにお知らせします。今年TOP10にランクインした中古車の主な用途は、大きく分けると「移動手段」と「趣味」に二極化しています。さらに、購入費用だけではなく維持費用までを含めた総合的なコストパフォーマンスで判断するユーザーの思考も感じられる結果となりました。
■中古車らしい手頃な価格帯の人気車種が上位に目立つ。10位中6台が平均価格100万円以下に
今年のランキングは、昨年の高額モデルが目立つランキングから大きく変化し、中古車らしい手頃な価格帯のモデルが上位を占める結果となりました。特に、1位ワゴンR、2位ムーヴは、現行型モデルから3世代前のものがランクインし、人気車種の中でもより買いやすい価格のモデルが注目を集めています。この背景には、昨今の物価高の影響を否定できず、燃料費や税金、メンテナンス費用といったランニングコストへの関心の高まりも手伝っていると考えられます。また、引き続きスポーツカーへの注目は継続しており、TOP10内にも多数ランクインしています。本ランキングは、過去発売された全モデルの中から、この1年間(24年11月~25年10月)でユーザーから注目を集めたモデルを独自にポイント化、順位付けしており、消費者の志向や世相を経年変化も含めて捉えているものです。
<スズキ ワゴンR>
※現行型から3世代前のモデル
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<ダイハツ ムーヴ>
※現行型から3世代前のモデル
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<三菱 パジェロミニ>
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11414/3128/11414-3128-a5646a30fff60ad14b8fc5544dabd86b-582x354.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー2025 TOP10
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11414/3128/11414-3128-06a330c43eb76f480ddfc0f9fe9c6a77-2388x964.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※平均価格は2025年11月末時点
■西村泰宏 『カーセンサー』統括編集長による解説
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11414/3128/11414-3128-5ce76662a58cc46fef98824e1b8bd52a-300x354.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年は、スズキ ワゴンRの3代目が1位に輝きました。今年は、10位中5台が軽自動車、6台が平均価格100万円以下の低価格帯の車がランクイン。中でも上位4位までが比較的手頃なコスパのいい軽自動車が選ばれる結果となりました。
1位のワゴンRは現行型から3代前のもので、市場に400台以上流通(2025年11月末時点)しています。トールワゴンらしい車内の広さと運転のしやすさが好評なモデルの中でも、価格がこなれた世代が注目を集めました。その他10位以内では、引き続きスポーツカー(クーペ、オープン)が多くランクインしています。
・「日常の相棒」と「趣味性の高い1台」に分かれた選択
今年の本ランキングの特徴は、ワゴンRやムーヴなど、日常生活に欠かせない“移動手段”としてのクルマと、ポルシェ911を代表とする“嗜好品”としてのクルマに大きく分かれたことです。昨年まで高価格帯のクルマが多く選ばれていましたが、今年はそこにコストパフォーマンスが高いクルマが多数ランクインしました。その背景には、新車価格の上昇にも伴い中古車の平均価格も年々上がる傾向にあり予算を抑えた中古車でしか選べない手頃な価格帯のクルマも注目を集めたと言えます。
加えて、物価高の影響も一理あり、維持費を含めた「総合的なコスパ」を重視する傾向が強まった今年。石油価格の高騰を受けて燃費や維持費に敏感な層が増え、維持費や燃費の良い軽自動車が支持を集めることになったのでしょう。
また昨年に続き、今年のランキングにも発売から20年以上たったクルマがランクインしています。新車にはないデザインが魅力的な年式の古いクルマも、レトロブームや個性的な選択が可能な点が理由で盛り上がりを見せています。絶版車をはじめ多様なモデルやグレードなど、こだわりの1台が見つかるのが中古車選びの普遍的な魅力です。石油価格が一段落した現在、来年以降は再び高価格帯の車種がランキングに戻ってくる可能性も無きにしもあらず、今後の動向にも引き続き注目したいですね。
▼(参考)過去4年間のTOP10
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11414/3128/11414-3128-43897775cd4491e430c2c8261da8e0c8-2214x570.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11414/3128/11414-3128-5e7c4512faad6f7f9cc0dc2d02718baf-2244x550.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■『カーセンサー・カー・オブ・ザ・イヤー 2025』概要
・対象データ:国内最大級の中古車情報メディア『カーセンサーnet』
・対象期間:2024年11月1日~2025年10月27日
・ランキング作成方法:ユーザーからのメール問い合わせ総件数と、各モデル1台当たりの問い合わせ集中率をポイント化し、その合算値の高い順に注目度の高かったモデルをランキング化
▼リクルートについて
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プレスリリース提供:PR TIMES

