日本人が愛でた「藍」のルーツをたどり、“未来へつながる工芸”のあり方を探る

石内都氏、吉岡更紗氏ら登壇のイベントも 実践型アートマネジメントプログラムの成果展開催【1月19日から】



京都芸術大学(京都市左京区/学長:佐藤 卓)は、通学課程・通信教育課程あわせて約23,000名が学ぶ日本最大級の総合芸術大学です。本学では、「令和7年度大学における芸術家等育成事業」として、昨年4月より「受け継ぐ、伝える、伝統文化を未来へ生かす実践型アートマネジメント・人材育成プログラム 藍の學校」に取り組みました。
本プロジェクトは、作家やアートマネジメントを行う人材に必要な「環境に配慮した持続可能な物作りの思考」を養うため、世界各地でそれぞれの文化を形成する「藍」に着目し、座学と実践を通して工芸における知識・技術の向上を目指すものです。
このたび、阿波藍の産地・徳島県でのフィールドワークを交えて学んだ2025年度の成果展を京都芸術大学芸術館にて1月19日(月)から開催するとともに、1月24日(土)・25日(日)には写真家の石内都氏や染織家の吉岡更紗氏ら、芸術・工芸分野の第一線で活躍する面々が登壇するトークイベントを開催。地域社会へ伝統文化の魅力を広く紹介し、未来の工芸のあり方を問いかける機会を提供します。
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成果展「藍より出づ 2025年 藍の學校 阿波篇」

本プロジェクトには全国から学生、美術関係者、写真・映像作家、染織作家、美術家、文化施設職員、など多様な分野の受講生が集まり、藍を通して工芸の技術・素材・表現・知識を学びました。
今年度のテーマは「産地と作家」とし、藍の産地、徳島を舞台にフィールドワークを開催しました。阿波藍、拝宮和紙の職人・藍染作家、切り絵作家、楮布織(こうぞふおり)作家、写真家、記録映像など第一線で活躍する講師の指導のもと、藍の世界を写真や映像で伝えるドキュメンタリー作品や、和紙と藍と切り絵の融合によってできた作品を轟農村舞台に展示したインスタレーション作品を制作しました。藍四十八色の再現にも挑戦し、見事に染め上がった布は、藍の植物としての可能性が広がり、色の美しさに触れるきっかけとなりました。藍を種から蒔き、育成をする「藍を愛でる」では、藍を育て、それぞれが研究したことをまとめた壁新聞や、育成した藍の葉で染めた美しい布を展示します。

会期:2026年1月19日(月)~31日(土)
休館日:1月28日(水)、29 日(木)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:40まで)
会場:京都芸術大学 芸術館(人間館 ギャルリ・オーブ2階)
入館料:無料

監修:吉岡洋(美学者・京都芸術大学教授)
会場構成:藤井良平(デザイナー・京都芸術大学専任講師)、NEW DOMAIN
企画:藍の學校
主催:京都芸術大学
令和7年度大学における芸術家等育成事業

〈実践プログラム講師一覧〉
安藤喬平(四国自然史科学センター 主任研究員)、石川文江(楮布織作家)、出射優希(ライター)、オオニシカナコ(染めもの作家)、河田憲政(フォトグラファー)、片山達貴(写真・映像記録)、金原祐樹(徳島県立文書館前館長・近世史研究者)、玄番真紀子(阿波太布伝統技法保存伝承会会長)、武知毅(藍すくも生産者・藍師)、田村美奈子(染色家)、丹下紘希(映像作家・葡萄農家・人間見習い 京都芸術大学教授)、中山博喜(写真家・京都芸術大学教授)、中村功(和紙職人・作家)、中村美千子(和紙職人)、野村春花(haru nomura 主宰)、早川鉄兵(切り絵作家)、舩井由美子(公益社団法人 三木文庫 学芸員)、松由拓大(藍百姓藍松代表)、吉原均(元徳島県立農林水産 総合技術支援センター 上席研究員)、梅崎由起子(藍染作家・京都芸術大学専任講師)

対談・講演会「TSUNAGU .US#2」

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■2026年1月24日(土) テーマ:「JAPANBLUE -原点-」
国内外で活躍する日本人アーティスト2名と本学教員が、作品制作における原点や、表現者として作品とこれまでどのように関わってきたかについて、対談や講演を通して理解を深めます。

13:00-14:15 「写真との出会い 横須賀からひろしまへ」 
石内都(写真家)、吉岡洋(美学者・京都芸術大学教授)

14:30-15:45 「ジャパンブルー」
福本潮子(藍美術家)、酒井稚恵(テキスタイルアーティスト 京都芸術大学講師)

16:00-17:00 石内都、福本潮子、吉岡洋による鼎談

■2026年1月25日(日) テーマ:「JAPAN BLUE -藍の世界-」
藍は世界中に存在し、中でも日本の藍は「JAPAN BLUE」と呼ばれ産業から手工芸まで幅広く「衣・食・住」に関わっています。それぞれの視点で藍や工芸の世界を紐解きます。

14:00-15:15 「藍染の歴史」
吉岡更紗(染織家・染司よしおか六代目)

15:30-16:45 「もっとも古いものが、もっとも新しいものになる -工藝×デザインの方法論」 
Matohu堀畑裕之+関口真希子(デザイナー)

17:00-18:00 吉岡更紗、堀畑裕之+関口真希子、吉岡洋による鼎談

会場:京都芸術大学 智勇館
申込方法:藍の學校ホームページ(https://ai-no-gakko.kyoto-art.ac.jp/tsunagu-us-2-2025)からお申込みください。
入場料:無料
定員:各日程 先着100名(定員になり次第受付終了します)
⬛︎ 京都芸術大学について
国内最大規模の芸術大学として通学課程、通信教育課程を合わせ、国内外から23,000名を超える多様な年齢層の意欲的な学生が集まる教育機関です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に"社会と芸術"の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」を年間100件以上実施しています。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
所在地:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
URL:https://www.kyoto-art.ac.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES
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