3.11に灯る「希望の灯り」阪神・淡路、東日本、そして能登ー震災の記憶をつなぐ灯り石川県出身の建築学科の学生がデザインの考案に参加



大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)は、震災の記憶と復興への願いを「灯り」でつなぐモニュメントプロジェクトに参加しました。1995年の阪神・淡路大震災を起源とする「1・17希望の灯り」の「灯り」が、東日本大震災をはじめ国内外の被災地に分灯されてきた歴史の流れの中、2026年2月1日に石川県輪島市で11か所目の分灯式が執り行われました。この「希望の灯り」のモニュメントのデザイン考案に、工学部建築学科※と大学院工学研究科建築学コースの学生ら3人が取り組みました。
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2026年2月1日点灯式

【本件のポイント】
◆「1・17希望の灯り」の分灯は国内外11か所目--震災の記憶を受け継ぐ灯りのリレーが能登へ
◆石川県出身の学生が「地元への恩返し」として3Dオブジェ設計を担当
◆崩れた地域のシンボル「窓岩」に光を灯す--住民の「心のよりどころ」を取り戻すデザイン
◆ボランティア活動から生まれた縁--現地交流がプロジェクト参加につながった実践教育モデル

【本件の概要】
2026年3月11日は、東日本大震災から15年の節目にあたります。阪神・淡路大震災(1995年)の追悼の灯りとして神戸・東遊園地に灯され続けてきた「1・17希望の灯り」は、東日本大震災の被災地にも分灯されました。その灯りの系譜が、今度は2024年の能登半島地震・豪雨の被災地へと受け継がれています。震災の記憶が風化しやすい今日だからこそ、3つの震災をつなぐこのプロジェクトを、3月11日に広く伝えることに意義があると考えます。

「1・17希望の灯り」は阪神・淡路大震災の犠牲者を悼み、神戸・東遊園地に設置されて以来、台湾・新潟・東北など国内外の被災地に分灯されてきました。2024年の能登半島地震と豪雨で大きな被害を受けた石川県輪島市町野町曽々木に、11か所目の「希望の灯り」を設置するプロジェクトが立ち上がり、建築・デザイン学部建築・デザイン学科建築専攻※の北澤誠男准教授の研究室が参画することとなりました。

2024年9月、北澤准教授のもと学部生2人・大学院生1人が被災地でボランティア活動を実施。当時金沢工業大学在籍(現・本学大学院)の学生1人とチームを組み、現地での活動を通じて地域と深く交流しました。この縁がプロジェクト参加へとつながり、石川県出身でかつて能登で暮らした経験を持つ学生をはじめ、計3人の学生が設計を担当することになりました。

輪島市町野町曽々木にある「窓岩」は穴の開いた奇岩で、長年にわたり地域住民の心のよりどころとなってきましたが、2024年の震災で崩落し形が変わってしまいました。学生たちは2025年5月から設計を開始し、モニュメントの全体設計と「窓岩」の3Dオブジェクト設計を担当。オブジェを置く台はJR金沢駅の鼓門をオマージュし、地域文化への敬意と被災地への思いを込めてデザインしました。2026年2月1日、輪島市で点灯式が執り行われ、「希望の灯り」は能登へと受け継がれました。
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JR金沢駅の鼓門をオマージュしたモニュメント

大阪電気通信大学では、実践教育を通じて社会課題を発見・解決し、社会に貢献できる人材の育成を推進しています。本プロジェクトは建築教育の知識を被災地支援に直接活かした事例であるとともに、震災の記憶を次世代へつなぐ取り組みとして、企業・教育機関・地域社会との連携モデルを示しています。
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点灯式に参加した北澤准教授と学生

※2024年4月より工学部建築学科は建築・デザイン学部建築・デザイン学科建築専攻へ

【逃げ遅れゼロへ--VR津波避難訓練の挑戦】
南海トラフ巨大地震による津波被害が現実の脅威として迫る中、総合情報学部情報学科の中原匡哉准教授は、VRゴーグルで体験できる「VR津波避難アプリ」を開発しました。徳島県の漁師町を忠実に再現した3Dデータを活用し、実際の街を歩くような感覚で複数の避難ルートを"体で覚える"ことができます。
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浸水からの避難の様子

災害時、人は慣れた町でも咄嗟に動けなくなります。このアプリは、そんな「頭でわかっていても体が動かない」という課題に正面から向き合った訓練ツールです。津波が迫る緊迫感や速度をリアルに体験することで、いざというときの行動を体に刻み込みます。
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浸水中の俯瞰図

地域住民はもちろん、子どもたちにも直感的に使えるよう設計されており、小学校での防災授業にも積極的に導入されています。産学連携で地域全体の防災力底上げに貢献しています。

浸水・避難シミュレーションデモ
https://www.youtube.com/watch?v=lkzMmD7sSY8
日本経済新聞社「南大阪REBORNコンソーシアム」で南海電気鉄道と連携し、防災教育の出前授業を実施しました
https://www.osakac.ac.jp/news/2025/3711
研究室紹介サイトWHO’S LAB(中原匡哉研究室)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/nakahara/

【関連リンク】
被災地に寄り添う炎“復興”の象徴 希望の灯りを能登へ 阪神・淡路大震災から31年【かんさい情報ネットten.特集】
https://www.youtube.com/watch?v=jfy7xVV5UZM
NPO法人阪神淡路大震災1.17希望の灯り
https://117kibounoakari.jp/
森造形センター株式会社
https://www.morizoukei.co.jp/
令和6年度能登半島地震の災害ボランティア活動報告
https://www.osakac.ac.jp/project_now/arc/1409
研究室紹介サイトWHO’S LAB(北澤誠男研究室)
https://www.osakac.ac.jp/whoslab/research/kitazawa/
建築・デザイン学部建築・デザイン学科建築専攻
https://www.osakac.ac.jp/faculty/architecture/arc/

【大学概要】
大学名:大阪電気通信大学(学長:塩田邦成)
U R L: https://www.osakac.ac.jp/
所在地:寝屋川キャンパス 〒572-8530 大阪府寝屋川市初町18-8
    四條畷キャンパス 〒575-0063 大阪府四條畷市清滝1130-70
学 部:工学部、情報通信工学部、建築・デザイン学部、医療健康科学部、総合情報学部
    ※2026年4月総合情報学部デジタルゲーム学科改組
在籍者数:5,758名(2025年5月1日現在)

プレスリリース提供:PR TIMES
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