NPOカタリバ、令和8年熊本地震を受け子ども・家庭の状況把握に向け現地調査を開始



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認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都中野区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)は、2026年7月28日に熊本県で発生した「令和8年熊本地震」を受け、被災した子どもや家庭への影響を把握するため、災害時子ども支援「sonaeru(ソナエル)」による現地での情報収集を開始しました。

■最大震度7を観測。夏休み中の子ども・子育て家庭の被害の全容はまだ明らかになっていない

2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とする地震が発生し、熊本県宇城市と氷川町で最大震度7を観測しました。(*1)このほか、複数の市町村で大きな揺れを観測しました。熊本県内の避難者数は9,872名となっており、避難所は465ヶ所開設されています。(*2)

建物・家屋の倒壊や火災などの被害、断水や停電などのライフラインが絶たれるなど、さまざまな被害が及んでいますが、全容は明らかになっていません。

複数の学校では建物に被害が生じていたり、児童生徒の中には負傷した方がいるなど報告されていますが(*2)、夏休み中で、子どもが家庭にいることから学校側も詳細な状況を把握しづらい状況が推測されます。また猛暑による熱中症など、通常の学期中とは異なる困りごとが生じている可能性があります。

また、現地からは、発災後も余震が断続的に続いており、慣れない避難生活の中で不安な様子を見せる子どもたちもいる、といった声もきかれています。

*1 気象庁公式発表資料「令和8年7月28日16時27分頃の熊本県熊本地方の地震について」
https://www.jma.go.jp/jma/press/2607/28a/202607281730.html
*2 熊本県 令和8年熊本地震に係る災害対策本部会議 「第3回災害対策本部会議 本部会議資料(令和8年7月29日(水曜日)9時30分)」
https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/315446.pdf

■発災直後は人命救助を最優先に。関係機関と連携しながら現地調査を開始

こうした状況を受け、カタリバの災害時子ども支援「sonaeru」は、現地での情報収集を開始しました。

カタリバは、2016年熊本地震、2025年熊本豪雨をはじめ、各地の災害において、災害時の子ども居場所の開設や学校再開の支援を行ってきました。

過去の災害時子ども支援の経験から、発災から物資や子どもの預かり等の支援が行き届くまでに1週間程度が見込まれています。子ども・子育て家庭に向け、早期に支援を開始するために現地調査を開始することに至りました。

発災から72時間は人命救助が優先される期間です。避難所の運営や道路・宿泊施設など、現地の限られたリソースに十分配慮をしながら、被災された方々にいち早く支援を届けるために、現地に在住している関係者や、これまで関わってきた行政関係者・民間団体と連携し、子どもや子育て家庭の状況把握を進めています。

なお、支援の実施は現時点では未定です。今後の具体的な支援内容については、現地調査の結果を踏まえて判断していきます。今後の支援活動の詳細が決まり次第、改めてお知らせします。

■これまでの熊本県での支援活動について

カタリバは2016年の熊本地震の際にも、現地で子ども支援活動を行ってきました。昨年2025年には、熊本県八代市千丁町で発生した大雨被害を受け、始業式が延期となった小学校の児童を対象に子どもの居場所を開設しました。
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※2025年に発生した熊本豪雨災害の災害時の子どもの居場所「みんなのこども部屋」の様子

■災害時子ども支援「sonaeru」について
災害時子ども支援「sonaeru」は、災害発生時に、子どもたちへの支援を一刻も早く届けることを目的に2019年に設立されました。これまでの被災地の子ども支援の経験から「発災直後の子ども支援において、第三者が1秒でも早く駆けつけることが最も大事なことである」と捉え、平時から自治体・企業と事前に連携しておくことで、迅速な支援活動ができるような仕組みづくりに取り組んでいます。

2011年東日本大震災支援、2016年熊本地震支援、2020年熊本豪雨災害支援、2021年伊豆山土砂災害支援、2023年秋田豪雨災害支援、2024年能登半島地震・奥能登豪雨支援、2025年九州大雨災害支援など、さまざまな災害で子ども支援活動を行ってきました。

▼災害時子ども支援「sonaeru」
https://www.katariba.or.jp/activity/project/sonaeru/

■「令和8年熊本地震」子ども支援活動のご寄付について

今回の現地調査は、日頃よりカタリバを応援してくださっている支援者のみなさまからのご寄付によって実現しています。今後の支援活動については、現地調査の結果と状況を踏まえながら判断してまいります。

カタリバの災害時子ども支援「sonaeru」へのご寄付のお申し込みは、こちらからお願いいたします。
ご寄付のお申込みはこちら

このたびの地震により被害を受けられた地域の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。皆様の安全と一日も早い復旧をお祈りしています。

■認定特定非営利活動法人カタリバとは

どんな環境に生まれ育っても、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、2020年以降は経済的事情を抱える家庭にオンライン学習支援を行う、メタバース空間を活用し不登校の子どもたちを支援するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

<団体概要>
設立 : 2001年11月1日
代表 : 代表理事 今村久美
本部所在地 :東京都中野区中野5丁目15番2号
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)/災害緊急支援(全国)/地域に密着した教育支援(東京都文京区)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区・全国)/外国ルーツの高校生支援(東京都)/不登校児童・生徒に対する支援(島根県雲南市・全国)/子どもの居場所立ち上げ支援(全国)
URL: https://www.katariba.or.jp

■問い合わせ
取材に関するお問い合わせは下記フォームにご入力ください。
https://www.katariba.or.jp/report/(担当:カタリバ広報 阿部)

プレスリリース提供:PR TIMES
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