2012年最後の記事は、アクセスランキングで振り返る2012年。2012年1月1日から12月20日までのアクセス数Top30を紹介する。上位には、大学ランキングや偏差値関連の記事が目立つ。
ゲーミフィケーション、タブレット活用に関する情報が注目された。また、小中学生向けのタブレット活用通信教育や、中高生向けのオンライン英会話など、家庭学習におけるICT活用サービスが相次いでリリースされ話題を集めた。
東京大学の秋入学発表に明けた2012年。11月には後に撤回されたものの、田中眞紀子大臣による大学新設3校不認可が大きな話題となった。また、Googleストリートビューで大学見学という新たなサービスも関心を集めた。
就職においても、FacebookをはじめとするSNSの活用が進んでおり、半数近い学生がソーシャルメディアを活用している実態が調査結果からわかった。2013年大卒の内定状況はやや改善傾向にあるが、相変わらず厳しい状況にある。
2012年はいじめによる自殺など、子どもに関する暗いニュースが続いた。これを受け、さまざまな対策が講じられるなか、文部科学省が「犯罪行為に相当するいじめは警察へ相談・通報するよう」通達を出したことも注目された。
長野県公立高校入試の数学の問題が難しすぎるとして長野県教職員組合が県教育委員会に抗議声明を発表し、ネットでも大きな話題となった。宮城や茨城は、推薦入試の廃止を決定した。
難関校の偏差値や、塾ごとの合格者数が注目された。また、小3保護者の半数が「中学受験」を検討し、文京区、千代田区、世田谷区、目黒区、港区、中央区、渋谷区では私立中への進学率が3割を超えることがわかった。
2013年には慶應義塾横浜初等部の開校が予定されていることなどから、リセマムでも小学校受験(お受験)情報が、昨年以上に注目された。また、共働き家庭をサポートする受験対応の学童保育への期待も高まってきている。