熱中症情報、8/17は全国各地で暑さ指数が危険数値に

 環境省は、熱中症予防対策として全国各地の暑さ指数(WBGT)予報を公開している。予報によると、東京、横浜、大阪では、午後12時に「危険」数値の31度に達し、名古屋、福岡では、32度まで上がる予報。外出を避ける、運動を中止するなどの対応が必要だ。

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東京の暑さ指数(WBGT)
  • 東京の暑さ指数(WBGT)
  • 横浜の暑さ指数(WBGT)
  • 名古屋の暑さ指数(WBGT)
  • 大阪の暑さ指数(WBGT)
  • 福岡の暑さ指数(WBGT)
 環境省は、熱中症予防対策として全国各地の暑さ指数(WBGT)予報を公開している。予報によると、東京、横浜、大阪では、午後12時に「危険」数値の31度に達し、名古屋、福岡では、32度まで上がる予報。外出を避ける、運動を中止するなどの対応が必要だ。

 環境省が公表している暑さ指数(WBGT)は、人体の熱収支に影響の大きい、湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標。労働環境や運動時に活用されており、熱中症予防に有用な指標だという。

 日本生気象学会は、WBGT温度が28度以上31度未満を「厳重警戒」、31度以上を「危険」としている。「危険」数値に達した場合、高齢者においては安静状態でも熱中症が発生する危険性が大きいという。外出をなるべく避け、涼しい室内に移動する必要があるようだ。

 日本体育協会は、WBGT温度を熱中症予防のための運動指針として活用。31度以上になると、皮膚温より気温のほうが高くなり、体から熱を逃がすことができなくなるという。31度以上の場合は、「運動は原則中止」とし、休息をとるよう呼びかけている。

 環境省が6時間ごとに更新する熱中症予防情報によると、名古屋と福岡では午後12時に32度、東京、横浜、大阪では31度とともに「危険」指数に達する。全国の広いエリアで注意が必要だ。
《湯浅大資》

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