【大学受験2016】法政大「英語外部試験利用入試」を新設

 法政大学は、2016年度から一般入試において、TOEFLなど指定した英語外部試験で一定以上のスコアがある受験生を対象とした「英語学部試験利用入試」を新設する。

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 法政大学は、2016年度から一般入試において、TOEFLなど指定した英語外部試験で一定以上のスコアがある受験生を対象とした「英語学部試験利用入試」を新設する。推薦入試では、「グローバル体験公募推薦入試」と「国際バカロレア利用自己推薦特別入試」を導入する。

 英語外部試験利用入試は、全15学部のうち、人間環境・現代福祉・GIS(グローバル教養)・スポーツ健康・情報科・生命科の6学部の全学科で実施する。対象となる英語外部試験は、TOEFL-iBT、TOEFL-PBT、IELTS、実用英語技能検定、TOEICの5種類。

 各学部が定める基準以上のスコアがある受験生を対象とし、学科が指定する1科目(文系学部は国語か数学、理系学部は数学)の点数だけで合否を判定する。英語の受験は必要ない。

 基準となるスコアは、学部によって異なり、出願時には外部試験成績を証明する書類を提出する。提出した英語外部試験成績による加点はない。T日程(統一日程)入試との併願も可能だが、その場合はT日程入試で英語を受験する必要がある。

 一方、グローバル化に対応した推薦入試制度は、文部科学省に採択された平成26年度「スーパーグローバル大学創成支援」事業の取組みの一環として導入する。

 「グローバル体験公募推薦入試」は、海外高校への留学を体験した高校生を対象とした公募制。学力試験だけでは評価できない能力や経験、意欲を評価するという。「国際バカロレア利用自己推薦特別入試」は、国際バカロレア資格取得者を対象とした自己推薦入試となる。
《奥山直美》

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