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夢を目指して…十文字学園女子大新学科第一期生が語る女子大の良さと学び

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健康栄養学科1年松本さん(左)、文芸文化学科1年小川さん(右)。真ん中は、学園キャラの「プラスちゃん」。
  • 健康栄養学科1年松本さん(左)、文芸文化学科1年小川さん(右)。真ん中は、学園キャラの「プラスちゃん」。
  • 健康栄養学科1年松本さん(左)、文芸文化学科1年小川さん(右)。真ん中は、学園キャラの「プラスちゃん」。
  • 健康栄養学科1年松本さん
  • 健康栄養学科1年松本さん
  • 文芸文化学科1年小川さん
  • 文芸文化学科1年小川さん
  • 小川さんの勉強の跡。丁寧に情報を精査している。
  • 学園内には、学生ホールや多目的スペース「プラスちゃんルーム」が充実している
 十文字学園女子大学は、2015年4月より人間生活学部に「文芸文化学科」と「健康栄養学科」を新設した。この2学科を含め、人間生活学部は学生へ全9学科の学びの場を提供している。

 言葉を通じて考えるセンスを磨く「文芸文化学科」と、運動学と栄養学の両面に精通する新しいタイプの栄養士を目指す「健康栄養学科」の第一期生である小川さんと松本さんに、学園生活や学び、将来の夢などを聞いた。

◆幼少時に憧れた舞台女優を目指し入学

--ご自身についてと、入学のきっかけを教えてください。

小川さん:文芸文化学科1年の小川です。子どもの頃からミュージカルやお芝居が好きで、劇団四季さんの「桃次郎の冒険」を鑑賞したことがきっかけで自分も舞台で活躍したいと思うようになり、現在の学科を志望しました。

 学科のことを知ったきっかけは、短大OGの母に教えてもらったことです。オープンキャンパスや説明会には参加できませんでしたが、母の情報を頼りに学校へ直接連絡し、学園内を見学し、入学を決めました。

◆現役アナウンサーを招いた実践的な授業も開講

--文芸文化学科にはどのような授業がありますか。

小川さん:芸術や芸能について幅広く学べるカリキュラムが用意されています。たとえば、日本の歴史を通して国内や外国の文化の違いを読み解く「日本と異文化」という授業や、逆境にめげず活躍してきた女性にスポットライトを当てる「女性と文化」という授業です。

 私のお気に入りの授業は、元NHKアナウンサーである好本惠先生による「音声表現」です。これは正確な言葉で相手に気持ちを伝える、という授業で、舞台に立ち人前で演じることを目標にしている私にとって、役に立つ知識が得られる良い機会になっています。

◆興味のある分野で互いに磨き合う学生たち

--学科の先生方と学生の皆さんの雰囲気を教えてください。

小川さん:親身になって質問や相談に応えてくれる先生が多いです。さまざまな分野の専門家がいらっしゃいますし、社会で活躍している方を招いての授業もあるので、みんな活発に授業に参加していますね。

 また、文芸文化学科は全体で41人と、まるで高校のクラスのようなのでみんな仲が良く、ノートを見せ合い自学自習したり、趣味の話で盛り上がったりと和やかです。学科生はみんなそれぞれに絵画やアニメ、伝統芸能や映画など興味を持つ分野が異なっていて、いわゆる「オタク」女子が多いので、会話をしていると思いもよらない知識を得られることがあります。

 必ずしも将来の夢が明確である子ばかりではありませんが、そういった子でも学生同士の会話や交流がきっかけで新しい自分の一面に気づいたり、なりたい職業を見つけている場合が多いですね。私自身、学科のみんなと関わることで、ひとりではできなかったことを体験したり、知り得なかった知識を吸収したりすることができるようになりました。

◆希望進路に合わせ2コースを選択、幅広い学びの場を提供

--3年次から「芸術文化コース」と「日本語・日本文学コース」を選択しますが、小川さんはどちらのコースを選択されますか。

小川さん:やはり、舞台で活躍する夢がありますので、「芸術文化コース」を選択する予定です。でも、文学への興味もあるので、現在はコース選択のためではなく、図書館司書や学芸員の資格が取れる授業も受講しています。まわりも、国語の教員免許を取ろうとしてカリキュラムを組んでいる子や、書籍の編集者を目指して勉強をしている子がいるなど、みんなそれぞれです。

◆委員会活動で他学科の友人とも交流可能

--夢の実現に向け、学業外で努力していることはありますか。

小川さん:舞台に立つ、つまり人前に出るということから、なるべく大勢の人の前に出る機会を増やすようにしています。具体的には、ダンス部に所属して表現力を養ったり、スタッフとしてオープンキャンパスを手伝い、受験生に自分の言葉で学園生活の魅力を伝えるようにしています。第一期生だからこそ伝えられる学科の魅力や、私たち自身が学園生活を楽しんでいるということを伝えられたら、と思っています。

--小川さんは、代表委員会の活動に積極的に関わっているそうですね。

小川さん:2、3年生の先輩ほどではありませんが、現在は学園生向けの広報制作物を作る予定があり、どのような企画やデザイン、書き方だったら学生が興味をもってくれるかを考える仕事に携わっています。代表委員のメンバーは、必要に応じて会議の議事録を録りますが、私もその際は情報を正しく、わかりやすく伝えるように意識しています。授業以外の活動でも、聞く力と伝える力の両方を鍛えられている気がしています。

◆女性同士で育む協力性と好奇心でより深い学び・体験を

--これから大学受験を控える後輩のみなさんへメッセージをお願いします。

小川さん:女子大は「怖い」「派閥が生まれるのでは」などの不安もあると思います。実際、私も学園を見学するまではそうでした(笑)。でも、男性の手を借りない分、自分たちで協力する力が育まれますし、団結力が高まる点は女子大ならではの良さだと思いますね。

 受験生のみなさんには、学生同士コミュニケーションや先生方との勉強のなかでいろいろな関心事をもてる生活が送れるようになってほしいですし、私もそうなりたいと思っています。

--ありがとうございました。

 「文芸文化学科」の特徴のひとつが、「正確で美しい言葉を身につける」ことで、社会で「伝える力」を生かし、しなやかな感性と豊かな表現・創作力で「読み解く力」を身に着けた女性を育成する、ということ。「舞台で活躍したい」と笑顔を見せる小川さんの「伝える力」や読解力は、授業で配布されたプリントのメモやノートによく現れていた。

 次ページでは、健康栄養学科1年の松本さんの学園生活を紹介する。
《佐藤亜希》

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