【大学受験2017】早大2学部、英語4技能テスト利用型を導入

 早稲田大学は9月1日、文化構想学部・文学部の2017年度入試より、英語の外部検定試験を利用した新たな入試制度を実施すると発表。新入試の募集人員として、文化構想学部で70人、文学部で50人を募集する。

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  • 募集人員の一部変更について
 早稲田大学は9月1日、文化構想学部・文学部の2017年度入試より、英語の外部検定試験を利用した新たな入試制度を実施すると発表。新入試「英語4技能テスト利用型」の募集人員として、文化構想学部で70人、文学部で50人を募集する。

 「一般入試(英語4技能テスト利用型)」(仮称)は、一般入試の英語では測りきれない「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能について、バランスのとれた力を有する学生を獲得する目的で導入する。また、両学部はディプロマ・ポリシーとして「多様な学問・文化・言語・価値観の交流を育み、地球社会に主体的に貢献できる人材を育成すること」をうたっており、学部教育を通じて学生の能力をさらに高めることで、その実現を図る。

 この新制度は2017年2月に実施される入試から開始され、選考に利用する4技能テストは「TEAP」「IELTS」「英検」「TOEFL(iBT)」。このいずれかにおいて基準点・基準級を上回っている者について、学部一般入試の国語・地歴2教科の合計得点により判定する。基準点・基準級については、2016年4月以降に公表される。また、国語・地歴では合格基準点を設けられ、基準点に満たない場合は不合格となるという。

 新入試の導入に伴い、一般入試の募集人員が一部変更される。文化構想学部では、一般入試で430人、英語4技能テスト利用型で70人を募集する。文学部では、一般入試で390人、英語4技能テスト利用型で50人を募集する。なお、両学部ともに、全体の募集人員は変更なく、従来通り。
《黄金崎綾乃》

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