国立科学博物館「サイエンスコミュニケータ」養成講座6-8月

 国立科学博物館は2023年6月~8月、2023年度「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」(SC1)を開講する。対象は大学院生、博物館職員等の社会人。さまざまな人々と科学について語り合うコミュニケーション能力の向上を目指す。申込締切は5月9日。

教育・受験 大学生
「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」開講
  • 「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」開講
  • 授業科目一覧・スケジュール
  • 授業科目一覧・スケジュール

 国立科学博物館は2023年6月~8月、2023年度「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」(SC1)を開講する。対象は大学院生、博物館職員等の社会人。さまざまな人々と科学について語り合うコミュニケーション能力の向上を目指す。申込締切は5月9日。

 サイエンスコミュニケータは、人と自然と科学が共存する持続可能な社会を育むために、誰もが科学について主体的に考えて行動できるきっかけを提供し、人と人あるいは科学と社会をつなげること。講座では理論と実践を通じて、4つの資質・能力について総合的に学び、「つながる知の創造」を実現する力を養う。

 講座は、コミュニケーション能力を高める内容の「サイエンスコミュニケーション1(SC1)」として、オンライン形式および対面形式で6月~8月に30コマを実施。メディア・研究機関・大学・博物館等、各機関・分野で活躍している講師から実践を踏まえた理論を学習する。対象は学院生、博物館職員等の社会人。ただし、大学パートナーシップ入会大学の学生を優先する。定員は18人程度。授業科目一覧はWebサイトで確認できる。

 また、SC1修了者を対象にしたコーディネーション能力を高める内容の「サイエンスコミュニケーション2(SC2)」を10月~12月(予定)にオンラインおよび対面形式で実施する。30コマを予定し、サイエンスイベントを実施するための企画の立て方や企画書の書き方、実際の進行やリスク管理の手法等、サイエンスイベントを企画・運営するために必要な理論を学ぶ。定員は10人程度。

 筑波大学大学院・東京工芸大学大学院・東京農工大学大学院(工学府・BASE)の学生は、講座(SC1とSC2)を修了することにより、単位が認定される。認定単位数や単位認定の有無は大学院や大学院における所属により異なるので、大学へ問い合わせること。

 各講座の受講料は6万3,000円。なお、大学パートナーシップ入会大学の学生は3万1,500円。また、2020年度(令和2年度)「科博オンライン・セミナー~サイエンスコミュニケーション編~」(2020年9月~11月実施)の修了者は、一部授業を受講済みとみなすとともに、免除後の受講料で受講できる。詳細はWebサイトに掲載している。

 申込みは、必要事項を記入してメールで申し込む。締切りは5月9日正午。

◆2023年度「サイエンスコミュニケータ養成実践講座」(SC1)
日時:2023年6月6日(火)~8月17日(木)
場所:オンラインおよび対面形式
コマ数:30コマ
定員:18人程度
受講料:6万3,000円(大学パートナーシップ入会大学の学生は3万1,500円)
申込方法:Webサイトから申し込む
申込締切:5月9日(火)12:00
※SC1修了者対象のSC2は2023年10月~12月開催予定

《田中志実》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top