東京23区、図書館の数が多い区ランキング…1位は世田谷区

 LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」は2023年7月4日、東京23区の「図書館の数が多い区」ランキングを発表。もっとも多かったのは世田谷区で、21館だった。

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 LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」は2023年7月4日、東京23区の「図書館の数が多い区」ランキングを発表。もっとも多かったのは世田谷区で、21館だった。

 オンラインでの配信サービスが盛んであるとはいえ、自治体の図書館は誰でも無料で利用できる、欠かせない文化施設の1つ。書籍や新聞、CD・DVDをはじめ、専門書や地域にゆかりのある著名人にまつわる文化資料などの蔵書も豊富なことから、子供たちの夏休み中の自由研究のネタ探しや、学習習慣を整えたい人にピッタリ。大人にとってもスキルアップや資格取得など、学び直しのきっかけ探しの場として最適なのではないだろうか。

 そこでLIFULL HOME'S は、東京23区ごとの図書館数の調査を実施。1位は「世田谷区」で21館、2位は「大田区」で17館、3位は「足立区」「北区」「杉並区」で15館という結果だった。

 次に、面積は区ごとに異なるため、区の面積を図書館数で割った「図書館密度」を算出。その結果、図書館密度がもっとも高い区は、「文京区」(1.13キロ平方メートル/館)、ついで「北区」(1.37キロ平方メートル/館)、「台東区」(1.44キロ平方メートル/館)、「荒川区」(1.45キロ平方メートル/館)、「中野区」(1.56キロ平方メートル/館)という結果となり、図書館は文京区、北区、荒川区など、城北エリアに充実していることがわかった。

 地域の図書館は利用者のニーズにあわせた選書をしているため、身近な図書館を巡ることで新たな街の魅力を発見できるかもしれない。LIFULL HOME'Sは、読書好きな人や学習環境として利用する人は、図書館がある街に住むというのも良いのではないだろうかとした。

 ランキングの詳細は以下のとおり。

◆東京23区の図書館の多い区 TOP10
1位「世田谷区」21館
2位「大田区」17館
3位「足立区」「北区」「杉並区」15館
6位「葛飾区」14館
7位「練馬区」13館
8位「品川区」「江戸川区」「新宿区」12館

◆東京23区の図書館密度 TOP10
1位「文京区」(1.13キロ平方メートル/館)
2位「北区」(1.37キロ平方メートル/館)
3位「台東区」(1.44キロ平方メートル/館)
4位「荒川区」(1.45キロ平方メートル/館)
5位「中野区」(1.56キロ平方メートル/館)
6位「新宿区」(1.66キロ平方メートル/館)
7位「渋谷区」(1.68キロ平方メートル/館)
8位「墨田区」(1.72キロ平方メートル/館)
9位「目黒区」(1.83キロ平方メートル/館)
10位「港区」(1.85キロ平方メートル/館)

《木村 薫》

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