家族がテーマの三行詩、優秀作品を発表…日本PTA全国協議会

 日本PTA全国協議会は2023年10月16日、2023年度(令和5年度)「楽しい子育て全国キャンペーン」~家族で話そう!わが家のルール・家族のきずな・命の大切さ~三行詩募集について、優秀作品を選出しWebサイトで発表した。

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 日本PTA全国協議会は2023年10月16日、2023年度(令和5年度)「楽しい子育て全国キャンペーン」~家族で話そう!わが家のルール・家族のきずな・命の大切さ~三行詩募集について、優秀作品を選出しWebサイトで発表した。

 今回の三行詩募集は、家族の会話やコミュニケーションから育まれるきずなや家庭のルール、「早寝早起き朝ごはん」といった子供たちの基本的な生活習慣づくりなど、家庭教育の大切さや命の大切さについて、家族で話しあい一緒に取り組むことを社会全体で呼びかけていくため実施されたもの。

 作品の募集は2023年5月8日~6月16日に行われ、応募総数は、小学生の部、中学生の部、一般の部、あわせて10万3,038作品。その中から、文部科学大臣賞、内閣府特命担当大臣賞、「早寝早起き朝ごはん」全国協議会会長賞、日本PTA全国協議会会長賞の4つの賞について、各部門から1作品ずつ優秀作品を選出。また、そのほかに佳作19作品が選ばれた。

 優秀作品は、日本PTA全国協議会のWebサイトに掲載されている。

◆2023年度「楽しい子育て全国キャンペーン」三行詩 優秀作品
【文部科学大臣賞】
<小学生の部>
松田蒼さん(山形県)
「ママー」とよぶ声で、おねがい事だとなぜわかる
<中学生の部>
北嶋千愛さん(愛知県)
つらい時 一人でたえる勇気より 家族に話せるきずなの勇気
<一般の部>
広川貴大さん(岐阜県)
散歩中 会う人皆に 「こんにちはー!!」 いいぞ息子よ その調子!!

【内閣府特命担当大臣賞】
<小学生の部>
竹内ひなたさん(愛知県)
わたしはママのたからもの わたしはパパのたからもの みんなだれかのたからもの
<中学生の部>
中野倫之祐さん(山口県)
幼い頃手をつないでくれたじいちゃん 
今は僕がじいちゃんの車椅子を押している
任せて 今度は僕の番だよ 長生きしてね
<一般の部>
飯島孝則さん(千葉県)
寝顔見て 正解のない「子育て」の 答え合わせをする父と母

【「早寝早起き朝ごはん」全国協議会会長賞】
<小学生の部>
牧野咲菜さん(長野県)
いっしょに作ったたまごやき 今は1人で作れるよ 妹に、次は私が教えるばん
<中学生の部>
山村愛咲美さん(長崎県)
卵4こ 砂糖小さじ2 しょうゆ小さじ2 だし少々 水大さじ4 母の愛大盛 
父の心配少々 私のやる気まんたん 弟の応えんいっぱい 
これが我が家の卵焼き
<一般の部>
磯辺玲子さん(大分県)
いつも反抗してた子が 家を出てから言った事 うちのごはんが一番だ!!

【日本PTA全国協議会会長賞】
<小学生の部>
髙見莉里さん(京都市)
「大丈夫‼失敗してもいいからね!」 お母さんのその言葉 勇気が出てきてがんばろう。
<中学生の部>
佐藤楓さん(秋田県)
横になりテレビを観ている父 父によりかかりテレビを観ている私 私の秘密のパワースポット
<一般の部>
五島陽子さん(岐阜県)
ママ ママ ママ 2文字で伝わる 子の心

《中川和佳》

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