大東建託は2024年2月28日、「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2023」首都圏版を発表した。1位に東急目黒線（不動前～多摩川）、2位に東急東横線（代官山～多摩川）、3位は東急大井町線（大井町～二子玉川）。トップ3の沿線はすべて東急線という結果となった。
「街の住みここち沿線ランキング首都圏版」は2019年～2023年に、首都圏117沿線（山手線、山手線内側の地下鉄および中央区・千代田区・港区所在の一部路線を除く）に居住する20歳以上の男女20万9,015人を対象に実施。現在居住している街（駅）についての評価を数値化した平均値から作成した。
2023年の1位は「東急目黒線（不動前～多摩川）」、2位「東急東横線（代官山～多摩川）」、3位「東急大井町線（大井町～二子玉川）」と、トップ3の沿線はすべて東急線となった。1位の「東急目黒線（不動前～多摩川）」は、因子別にみると「親しみやすさ」で1位、「交通利便性」で3位、「生活利便性」「行政サービス」「静かさ治安」「防災」でも高い評価を得た。
2位の「東急東横線（代官山～多摩川）」は、平均家賃相場が10.4万円で、トップ30の沿線の中でもっとも高い相場となっている。因子別では「生活利便性」「親しみやすさ」の両因子で2位の高評価。3位の「東急大井町線（大井町～二子玉川）」は、「行政サービス」で3位の評価を得ている。
続けて、4位は「みなとみらい線（横浜～元町・中華街）」、5位は「東急世田谷線（三軒茶屋～下高井戸）」、6位「JR中央線（中野～武蔵境）」、7位「京王井の頭線（神泉～吉祥寺）」。トップ10の沿線では、「生活利便性」「行政サービス」の評価が特に高く、そのほか「交通利便性」「親しみやすさ」「生活利便性」も高いことから、これらの良さが住みここちの良い沿線として評価される傾向にあるようだ。また、トップ10にランクインした沿線の平均家賃相場は9万円台のところ、8位の「ブルーライン（あざみ野～北新横浜）」は平均家賃相場が唯一7万円台。上位にランクインしている沿線の中では、比較的コストパフォーマンスの良い沿線と言えそうだ。
そのほか、因子別評価でみると「生活利便性」では、1位に「みなとみらい線（横浜～元町・中華街）」がランクイン。「交通利便性」の1位は「東京メトロ半蔵門線（清澄白河～押上）」、「行政サービス」の1位は「ブルーライン（あざみ野～北新横浜）」、「静かさ治安」の1位は「小田急多摩線（新百合ヶ丘～唐木田）」などとなっている。ランキングの詳細は、大東建託のWebサイト「街の住みここちランキング」で確認できる。
◆街の住みここち沿線ランキング2023＜首都圏版＞TOP10
1位 東急目黒線（不動前～多摩川）
2位 東急東横線（代官山～多摩川）
3位 東急大井町線（大井町～二子玉川）
4位 みなとみらい線（横浜～元町・中華街）
5位 東急世田谷線（三軒茶屋～下高井戸）
6位 JR中央線（中野～武蔵境）
7位 京王井の頭線（神泉～吉祥寺）
8位 ブルーライン（あざみ野～北新横浜）
9位 東京メトロ半蔵門線（清澄白河～押上）
10位 東急田園都市線（池尻大橋～二子玉川）
