銀座三越で4月28日(木)~5月9日(月)まで、1950年代にディズニーで活躍した女性アーティストの企画展「メアリー・ブレア 人生の選択、母のしごと。」が開催される。 メアリー・ブレアは、1950年代「シンデレラ」「ふしぎの国のアリス」「ピーター・パン」のコンセプトアート、のちには「イッツ・ア・スモールワールド」のデザインを手がけた、今年生誕100年を迎える女性アーティスト。また、絵本「わたしはとべる [I CAN FLY]」の挿絵を描くなど、才能を多方面で発揮した。 当時、働く女性は珍しく厳しい時代であったにも関わらず、彼女は、責任ある仕事をこなしながらも、常に子どもたちに向ける一人の母としての眼差しがあったという。 この企画展では、多数の作品の中から、スタジオジブリが所蔵する作品を中心に、特に母として生きたメアリーに焦点を当てた展示が行われている。また、彼女をリスペクトするピクサー・アニメーション・スタジオのアート・ディレクターの堤大介氏、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのローレライ・ボーブ氏らが本展覧会のために制作したメアリーに捧げる作品もあわせて展示されている。◆メアリー・ブレア 人生の選択、母のしごと。【会場】銀座三越8階催物会場【会期】2011年4月28日~5月9日【入場時間】午前10時~午後7時30分(午後8時閉場) ※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)【料金】500円 ※中学生以下無料 銀座三越終了後は、2011年7月9日~8月28日に北海道で開催し、その後も日本全国の美術館、百貨店を中心に開催される予定。