24時間いつでも貸出、神戸市が電子図書館スタート6/22

 兵庫県神戸市と楽天は2018年6月22日から、電子図書館サービス「KOBE電子図書館 by Rakuten OverDrive」を開始する。自宅にいながら、24時間いつでも好きなときに電子書籍を利用できる。

教育・受験 その他
(画面例)電子書籍を検索する画面
  • (画面例)電子書籍を検索する画面
  • (例)読上げ機能
 神戸市と楽天は2018年6月13日、楽天グループが展開する電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」の提供に関わる協定を締結した。「KOBE電子図書館 by Rakuten OverDrive」を開設し、利用者が自宅にいながら電子図書を利用できる環境を実現する。サービス開始は6月22日。図書館開館時から、電子図書館専用のID発行手続きを開始する。

 サービス開始時に貸出可能な電子図書は、石田衣良の小説や池上彰の解説本、飛田和緒の料理本など、実用書約1,000冊。著作権の切れた文学作品などを扱う「青空文庫」約1万冊も加わる。約2年間の試行実施期間中、随時冊数を追加し、最終的には1万3,000冊程度を扱う予定。

 2020年からの小学校英語教育を見据え、ディズニーの「アナと雪の女王」など約500冊の英語図書も揃える。そのうち、英語のネイティブスピーカーによる英語読上げ機能のあるものは、小学校低学年でも楽しんでもらえるとしている。

 「KOBE電子図書館 by Rakuten OverDrive」は、24時間いつでも電子書籍を借りることができる電子図書館サービス。借りた書籍は、貸出期限が終了すると自動的に返却される仕組み。パソコンやタブレット、スマートフォンから利用できる。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

page top