
■ 「フォロワーが増えても収益が安定しない」という相談が変化してきた
myfansやCandFansを運用しているクリエイターから来る相談の内容が、ここ1年で明らかに変わった。
以前は「どうすれば登録者が増えるか」という入口の話が多かった。今は「登録してくれた人がすぐ解約する」「月ごとの売上がバラバラで安定しない」という出口の話になっている。
これはファンクラブ型の収益モデルが成熟してきたことの裏返しでもある。始め方の情報が出回り、参入者が増えた結果、「なんとなく登録→1ヶ月で離脱」という行動パターンのユーザーも増えた。その構造に気づいた運用者が、フォロワー数の最大化よりも「課金を継続してくれる人をどう育てるか」という視点に移行しつつある。
■ LTVという概念が、個人クリエイターの会話に入ってきた
LTV(ライフタイムバリュー)は本来EC・SaaSの文脈で使われる指標だが、2026年現在ではmyfans・CandFans運用者のXポストやノートの記事でも普通に使われるようになった。
月額1,000円のプランを3ヶ月で解約する人と、1年半継続してくれる人では、同じ「1人の登録者」でもまったく価値が違う。これが実感として広がってきたことで、「新規獲得コストを下げる」より「継続率を上げる」という方向に運用の軸を移している人が増えている。
実際のところ、myfansで月20~30万円を安定して稼いでいる運用者の話を聞くと、フォロワー数は必ずしも多くない。共通しているのは「長期課金者の比率が高い」という点だ。固定ファンが50~100人いれば、月額設定次第でそれだけで安定した収益ベースができる。
■ 「濃いファン」を育てるためにX・インスタをどう使っているか
ではどうやって濃いファンを作るのか。運用者の実例からよく出てくる話をまとめると、だいたい三つのパターンに収束する。
Xは「人格を出す場所」として割り切る
2026年のX運用で収益に繋げている人の多くは、告知や宣伝をX本文に書かない。代わりにやっていることは、日常の感想、ちょっとした愚痴、リプライへの返し方の丁寧さ、といった「人間として面白い」と思ってもらうための投稿だ。myfansやCandFansへの誘導はプロフィール欄だけに集約して、フォロワーに「この人のことをもっと知りたい」と思わせる運用に特化している。
インスタのストーリーズでファンとの距離を縮める
インスタのストーリーズは24時間で消えるという性質上、「フォロワーだけに見せている感」を出しやすい。この感覚を上手く使って、myfansのプレビュー的なコンテンツをストーリーに流し、「詳細はこちら」という動線を作る手法が定着してきた。インスタ自体の集客力に頼るのではなく、X経由で来た人をインスタでさらに温める、という使い方だ。
DMを収益導線として設計する
myfansにはDM機能があり、CandFansにも有料プラン誘導のための仕組みがある。ここへの投資、つまりDM対応の質を上げることが課金継続率に直結するという話は、運用者のあいだでは繰り返し出てくる。パーソナルな返信が「このクリエイターは自分のことを見てくれている」という感覚を作り、解約のハードルを上げる。
■ 複数アカウント運用とAI活用が「時間の問題」を解決しようとしている
濃いファンを作る運用は正しい方向性だが、問題は時間がかかることだ。DM対応も、ストーリー投稿も、Xでのリプライ返しも、全部一人でこなすには限界がある。
これを解決しようとする動きとして出てきているのが「複数アカウントの役割分担」と「AI活用」だ。
複数アカウントを使う場合、メインアカウントは人格を出す場所、サブ垢はジャンル特化で認知を取る場所、という役割分担をする運用者が増えている。匿名運用をしているクリエイターにとっては特に有効な設計だ。
AI活用については、DMの返信文章の下書き生成、ストーリー用テキストのバリエーション出し、投稿スケジュールの設計補助などで使われているという話が出てきている。ただし「AIが書いた感」が出ると逆効果なので、下書きを自分でリライトするというのが実態に近いようだ。
■ 「運用実績のあるアカウント」の価値が高まっている理由
この流れの中で、一つ見えてきていることがある。それは「育った状態のアカウント」の価値が相対的に上がっているという点だ。
ゼロからX・インスタのアカウントを育てて、固定ファンを作って、myfansへの導線を整えて、というプロセスは最低でも半年~1年かかる。この時間コストを嫌がる運用者が、すでに特定ジャンルのフォロワーが積み上がっているアカウントを使いたいと考えるのは自然な発想だ。
SNSアカウントの売買市場でも、「エンゲージメントの質が高い」「特定ジャンルのフォロワー構成になっている」アカウントへの需要が具体化してきている。フォロワー数だけでなく、そのアカウントがファン化に向いているかどうかが評価軸になりつつある。
■ まとめ
2026年のmyfans・CandFans運用において、「フォロワー数より濃いファン」という話はすでに一般論を超えて、実務の設計レベルに落ちてきている。LTVを意識した継続課金設計、X・インスタ・ファンクラブの役割分担、DMを軸にした関係構築。この三つが噛み合ったとき、フォロワー数が少なくても収益が安定するという状態が作れる。
ゼロから育てる時間が取れない場合、運用実績やフォロワー属性が整った既存アカウントを活用するという選択肢も、実務的な判断として広がっている。
■ アカバイについて
アカバイ(https://akabuy.jp/business)は、X・Instagram・TikTokなどのSNSアカウントを売買できる国内マーケットプレイスです。購入者手数料0%、出品者手数料5%で、エスクロー決済と本人確認による安全な取引環境を提供しています。ファン化に適したジャンルのアカウントも取り扱っており、運用の立ち上げを早めたい方に活用されています。
【会社概要】
・会社名:合同会社MYASIA Entertainment
・所在地:東京都
・事業内容:SNSアカウント売買プラットフォーム「アカバイ」の運営
・公式サイト: https://akabuy.jp

