大学・大学院生に聞きました「コロナ禍で就活はどう変わった?」調査レポート結果について

~コロナ禍で就活が厳しくなったと回答した学生は9割を超え、オンライン面接については、経験有が56%に。大学生・大学院生の就職活動状況の実態調査~

新産業に挑戦する企業に対して政策活動やリスクマネジメントのサポートなど、パブリックアフェアーズ領域で総合的なコンサルティングを行う紀尾井町戦略研究所株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:別所 直哉)は、月に2回程度、時事関係のトピックを中心としたWeb調査を行っています。新型コロナウイルスの感染拡大により、大学生・大学院生の就職活動状況はどのように変化したでしょうか。大学3・4年生および大学院生132人に聞きました。




調査結果サマリ
[画像1: https://prtimes.jp/i/65702/5/resize/d65702-5-678818-0.jpg ]


• コロナ禍で就活が厳しくなったと回答した学生は9割を超え、予想通り厳しい結果となった。また、その理由としては、「新卒採用枠が減少もしくは無くなったから」が44.5%、「就職説明会やOB訪問等の情報収集の機会が減少したから」が24.3%、「希望する業界全体が不景気だから」が21%と、それぞれ一定の割合を占めており、不利な条件が複合的に重なっていることが伺えた。

• 卒業後の進路が未定の学生は全体の34%と、非常に高い結果となった。また、既に内定を得た学生の就職先に関しては、企業が44.6%、公務員・団体職員が14.4%と大半を占めた。起業は1人に留まり、自らビジネスを立ち上げるという選択肢は検討されにくい状況であることが感じられた。

• 就活支援政策としては、「通年採用など新卒にこだわらない採用方式」が44%、「就職できなかった人への経済的支援」が24.2%となり、就職機会の拡大やセーフティネットの重要性が伺えた。

• オンライン面接については、経験有が56%、経験無が44%となり、オンライン化が進んではいるものの、依然として対面式も多いことがわかった。また、オンラインになり不利を感じた人・感じなかった人はともに37人であり、不利を感じた理由の約半数は通信接続上の不安定さに起因するものであることがわかった。

[画像2: https://prtimes.jp/i/65702/5/resize/d65702-5-625151-1.jpg ]



調査レポート https://www.ksi-corp.jp/column/


調査方法  インターネット上でのアンケート
※「Yahoo!クラウドソーシング(https://crowdsourcing.yahoo.co.jp/)」を活用
調査期間  2021年1月7日~21日 14日間
調査数  132人

【紀尾井町戦略研究所株式会社(KSI: https://www.ksi-corp.jp/ )について】
KSIは2017年にZホールディングス株式会社の子会社として設立され、2020年4月に独立した民間シンクタンク・コンサルティング企業です。代表取締役の別所直哉は、1999年よりヤフー株式会社(現Zホールディングス株式会社)の法務責任者として、Yahoo! JAPANが新規サービスを立ち上げるにあたり大変重要な役割を担ってきました。その中で培った幅広いネットワークや政策提言活動を通じて得られた知見をもとに、新産業に挑戦する企業に対して政策活動やリスクマネジメントのサポートなど、パブリックアフェアーズ領域で総合的なコンサルティング行っているほか、社会に貢献していくという方針を軸に多様なサービスを提供しています。

※本資料・データの使用・掲載について
本資料・データを使用・掲載される際には、必ず下記の出典を明記してください。
紀尾井町戦略研究所<Web調査> 大学・大学院生に聞きました 「コロナ禍で就活はどう変わった? 」

プレスリリース提供:PR TIMES
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