子どもの「心のサイン」に気づくには? 不安への寄り添い方・年齢別の対応も紹介/いこーよ総研ユーザーアンケート

いこーよユーザーアンケートをもとに不安を抱える子どもへの保護者の関わり方について調査・分析



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国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都港区 代表取締役:下元敬道 以下、アクトインディ)は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研( https://research.iko-yo.net/ )」にて、不安を抱える子どもへの保護者の関わり方や、サポートするうえでの悩みなどについて、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開いたしました。

※この調査内容を各種メディアに掲載・引用される場合は、掲載前に弊社広報(pr@actindi.net)にご連絡いただき、掲載・引用先に「いこーよ総研調べ」のクレジットと記事のURL(https://research.iko-yo.net/solutions/research/12097.html)を記載ください。

▶子どもの「不安やストレスのサイン」は、感情や生活リズムの変化にあらわれやすい
▶不安やストレスのあらわれ方には年齢によっても違いがある
▶保護者の寄り添い方は、年齢が上がるにつれて“距離感の配慮”も
▶保護者に話してくれるという子どもは7割以上
▶子どものサポートで保護者が抱える悩みは「つい感情的になってしまう」が最多
▶保護者の悩みには「コミュニケーションの難しさ」「友だちとの関係」など多様な声
▶まとめ

(本リリースは、「不安を抱える子どもへの保護者の関わり方についての調査レポート」を一部抜粋して作成しています。全文はこちら
子どもの「不安やストレスのサイン」は、感情や生活リズムの変化にあらわれやすい
まず、子どもが不安やストレスを感じているサインとして、どのような変化を感じることがあるかを尋ねました。

保護者が気づくサインとして最も多かったのは「感情の起伏が激しくなった」(39%)でした。次いで「急に小さなことで怒ったり、泣いたりすることが増えた」(30%)が続き、子どもの感情面の変化を気にかけている保護者が多くいます。

3位は「睡眠の変化」(27%)でした。眠れない、眠りが浅いといった生活リズムの乱れも多く見られます。そのほか、「学校・園に行きたがらない」「体調の変化」「食欲の変化」など、行動や身体の変化を通じて不安を感じ取っているケースも少なくありません。

このように、子どもの不安は一つの形に限らず、感情・行動・生活面など、さまざまな形であらわれていることがわかります。
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出典:いこーよ2025年3月ユーザーアンケートより


不安やストレスのあらわれ方は年齢によっても違い
子どもの不安やストレスのサインは年齢によってあらわれ方にも違いがあります。詳細は「不安を抱える子どもへの保護者の関わり方についての調査レポート」をご覧ください。
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保護者の寄り添い方は年齢が上がるにつれ「距離感の配慮」も
では、不安を感じている子どもに、保護者はどんなふうに寄り添っているのでしょうか。詳細は「不安を抱える子どもへの保護者の関わり方についての調査レポート」をご覧ください。
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保護者に話してくれるという子どもは7割以上
子どもが不安や悩みを抱えたとき、保護者にその気持ちを話してくれるのでしょうか。「よく話してくれる」が29%、「時々話してくれる」が46%と、約75%の子どもが話してくれるという結果でした。

一方で、「あまり話してくれない」(14%)、「ほとんど話してくれない」(11%)と、気持ちをうまく伝えられない、伝えない子どもも一定数いることがわかります。
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出典:いこーよ2025年3月ユーザーアンケートより

年齢別に見ると、0~2歳では「ほとんど話してくれない」が5割を超え、気持ちを言葉で伝えるのが難しい時期であることがわかります。

3~5歳では「よく話してくれる」「時々話してくれる」が8割を超え、保護者との会話の中で不安や悩みを表現できている様子が伺えます。

小学生以降も「話してくれる」割合は高く、6~8歳で83%、9~12歳で78%、13歳以上でも78%と、思春期に入っても一定の信頼関係が築かれている家庭が多い様子です。

ただし、年齢が上がるにつれて「話してくれない」と答える割合も徐々に増加しており、やはり思春期の子どもの一定数は保護者に「話すのをためらう」「話したくない」といった気持ちを抱えているようです。
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出典:いこーよ2025年3月ユーザーアンケートより

子どものサポートで保護者が抱える悩みは「つい感情的になってしまう」が最多
子どもの悩みや不安をサポートするうえで、困っていることや悩んでいることはあるか尋ねたところ、「ある」と答えた保護者は61%にのぼりました。
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出典:いこーよ2025年3月ユーザーアンケートより


悩みの内容について見てみましょう。

最も多かったのは「子どもを叱ったり、感情的になったりしてしまう」(44%)でした。子どもを思うあまり、つい強く反応してしまうなど、うまく対応できずに悩む保護者が多いことがわかります。

次いで、「子どもがどのように感じているのかわからない」(39%)、「どんな言葉をかければいいかわからない」(33%)など、気持ちの受け止め方に悩む声も多く見られました。

また、「友だちのことにどのくらい介入していいかわからない」「過干渉になっていないか不安」など、関わり方の距離感に悩む声も目立ちます。
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出典:いこーよ2025年3月ユーザーアンケートより

保護者の悩みには「子どもとのコミュニケーションの難しさ」「友だちとの関係」など多様な声
では、不安を感じている子どもに、保護者はどんなふうに寄り添っているのでしょうか。詳細は「不安を抱える子どもへの保護者の関わり方についての調査レポート」をご覧ください。
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まとめ
今回の調査からは、子どもの不安やストレスは「感情の起伏の変化」や「生活リズムの乱れ」として表れやすく、年齢によってそのあらわれ方も異なることがわかりました。

不安を感じた子どもに対して、保護者は「話を聞く」「そばにいる」「抱きしめる」など、それぞれの子に合わせた関わり方を日々工夫していることも印象的でした。とくに年齢が上がるほど、「無理に聞き出さず、話したくなったら話せるようにする」といった「距離感への配慮」が見られました。

一方で、子どもを支えたいと思うからこそ、「つい感情的になってしまう」「子どもの気持ちがわからない」「どんな言葉をかければいいかわからない」といった悩みを抱える保護者も多く見られました。とくに「子どもとのコミュニケーションの難しさ」や「友人関係への対応」「園・学校との連携」など、戸惑いの声も多く寄せられています。

子どもの不安は見えにくく、対応に迷うこともあります。しかし、寄り添おうとする気持ち自体が、子どもの安心につながる一歩になるのかもしれません。

■いこーよユーザーアンケート調査概要
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよ及びいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2025年3月3日~3月24日
サンプル数/348サンプル
調査分析/いこーよ総研

※この調査内容を各種メディアに掲載・引用される場合は、掲載前に弊社広報(pr@actindi.net)にご連絡いただき、掲載・引用先に「いこーよ総研調べ」のクレジットと記事のURL(https://research.iko-yo.net/solutions/research/12097.html)を記載ください。

■「不安を抱える子どもへの保護者の関わり方についての調査レポート」全文はこちら

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■構成コンテンツ
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【子ども研究分析】
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【会社概要】
会社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階
代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月

プレスリリース提供:PR TIMES
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