一般社団法人 市場の学校は、12月6日（土）に横浜市中央卸売市場の会議室をお借りして、市場関係者の方々に活動の中間報告会を実施しました。市場の学校は、市場本来の役割と魅力を伝えるプロジェクトです。この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
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「市場の学校」の活動とは
※このプレスリリースは高校生が執筆した原文を元に、加筆修正したものを掲載しています。
「市場の学校」は、高校生と横浜市中央卸売市場の仲卸店舗が連携して、市場本来の役割と魅力を伝えるプロジェクトです。高校生たちは市場について学びながら、「PR活動」「商品開発」「イベントの企画」などに挑戦し、多くの人に伝えることを目指しています。活動を通して、新鮮な魚や市場ならではの活気を広く知ってもらうとともに、普段市場に足を運ぶ機会のない人々や飲食店関係者の、来場や取引のきっかけ作りにも取り組んでいます。若い世代の柔軟な発想と行動力を生かして、地域と市場をつなぐ新しい可能性を切り拓き、市場の魅力を発信していきます。今回のリリースでは、参加した7名の内、PRチームに所属する5名のレポートをお届けします。
3年生 Hana.S「報告会の感想」
中間発表会に向けて、今までメンバーのみんなが考えてきたアイディアに自分の意見を入れて、企画書をアップデートしたり、当日の進行や発表順を確認し、当日スムーズに発表ができるように準備を進めました。テストが近かったメンバーもいて、他校メンバーや事務局の方など色々な方の力を借りながらも、出来る事からやろうという気持ちで準備していました。当日は、司会進行と昨年度行った事、商品開発の発表パートを担当しました。当日は想定よりも初めましての人が多く、また実際にプレゼンする練習が足りていなくて、すごく緊張して、上手くプレゼンする事ができませんでした。特に商品開発のパートでは、コラボ先が見つからず一時断念していた練り物についてなぜダメだったのかの説明が足りず、その事について寄せられた質問にも十分に答える事が出来なかったため、悔しさが残りました。しかし、今回いただいた指摘、意見から、自分がまだまだ深く考えられていない事、やり足りない事がわかったので、これからの活動に生かしていきたいと感じました。
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3年生 Kiyoka.S 「自分が発表したことと、印象に残ったこと」
今回の発表では、お魚アイデア部として行ってきた活動と、今後の展望について紹介しました。具体的には、横浜中央卸売市場をより身近に感じてもらうため、学校給食とのコラボや「浜」を使ったネーミング、京急との連携など、ブランド化につながるアイデアを提案しました。発表中、資料を読み込んでくださったり頷いている方がいて、伝わっていると感じて安心しました。質疑応答では、私たちの案に対して「この案の目的は何か」など、今後の活動に対する前向きな質問が多く、参考になりました。私たちの活動は、フィールドワークやアンケート調査、イベントなど多岐にわたります。思うようにいかない場面もありましたが、振り返ると多くのことを形にできた一年だったと思います。年上の方に対して発表をする機会がなかったため、今回の発表はとても新鮮でした。緊張もありましたが、自分たちのアイデアを地域の方々に直接伝え、アドバイスをいただけたことは貴重な経験となりました。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/433/161057-433-2bba7edab3bb70ae7df17974def455a8-2299x757.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2年生 Momoka.Y「発表を通して感じたこと」
私はPRチームのこれまでのインスタグラムの運用やテレビ取材の対応、ホームページの更新などの活動について紹介しました。横浜中央市場には魅力がたくさんあるのに、それをうまく言語化できなかったり、思いが伝わらなかったり、PRは一筋縄ではいきませんでしたが、伝えるのが難しい分インスタグラムやテレビを見て横浜中央市場に行きたい！と言ってくれた人がいたときはとても嬉しかったですという内容を話しました。足を運んでくれた皆さんは傾聴してくださり、私の話に相槌をしたり笑ったりと和やかな雰囲気で、最初は緊張していた私も落ち着いて発表することができました。
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2年生 Aina.Y「報告会をしてみて」
私は、市場をより身近に感じてもらうために進めているマスコットキャラクターの活動と今後の展望、そしてこれまで参加してきた地域イベントについて紹介しました。現在、商業高校のチームが、若い人や子ども、新規のお客さんにも親しみやすいキャラクターを制作しています。今後は、市場のポスターやマップ、スタンプラリー、SNS など、さまざまな場面で活用していく案が出ています。また、お客さんから新しいキャラクター案を募集したり、キャラクターを使ったクイズを作成したりすることで、より多くの人に市場の魅力を知ってもらえるきっかけを作りたいと考えています。
さらに、私たちは地域で行われたイベントにも参加し、市場の取り組みを紹介したり、参加者の方と意見交換を行ったりしてきました。実際に対面で活動を伝えることで、応援の言葉をいただいたり、新しい視点を教えていただくこともあり、とても貴重な経験になりました。
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3年生 Ayu.I「これまでの経験を話してみて」
私は司会進行を中心に行い、質疑応答を主に行いました。質疑応答で、どうやって答えるのが適切なのかと考え、緊張していましたが、それ以上に私たち高校生目線では得られないようなアイディアをたくさん提案してくださり、今までの活動にやりがいを感じることに繋がりました。今回、私たちにこのような貴重な発表の場を下さり、さらには多くの方にお越しいただいて感謝しかありません。これまでInstagramを中心としたPRから商品開発、イベント等への参加など数多くの経験をさせていただきました。一つ一つに意味があり私たちを成長させることが出来たと実感しています。今回の発表を通して、多くの方から応援のコメントをいただき、意味ある活動だったと実感を持ててとても嬉しかったです。
「こういう活動は本当は自分たち側がやっていかなければならない、ありがとう」というコメントをいただき、私たちが横浜市場のさらなる魅力を伝えていきたい者としてその架け橋のような存在になれたらと思います。
今後も私たちの活動を温かく見守っていただけると嬉しいです。
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＜プロジェクト参加学校・学生・団体募集中！＞
本プロジェクトに継続して参加できる高校・高校生・団体を現在募集しております！
ご興味のある方は下記のフォームよりお申し込みをお願いいたします。
▼参加申込フォーム
https://forms.gle/emY6VbYo4knKxbUY8
申込締切：規定人数に到達次第募集終了
プロジェクト参加対象：関東近郊の高校生
▼「市場の学校」公式WEBサイト
https://ichibanogakko.jp/
※月1~2回程度の横浜市中央卸売市場仲卸店でのフィールドワークを想定しております。距離的に参加可能な方が対象となります。
※本活動で撮影した写真及び動画は、メディア（TV 新聞 WEB等）がニュースや記事、番組などで使用させていただく他、事務局が運営するホームページやSNS等で使用させていただきます。
※事務局以外の外部メディアが撮影した写真及び動画はお渡し出来ません。また、各メディアの放送日・掲載日を事前にご案内できない場合もございます。予めご了承ください。
＜団体概要＞
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団体名称：一般社団法人 市場の学校
URL ：https://ichibanogakko.jp/
活動内容：「市場の学校プロジェクト」は横浜中央卸売市場の仲卸店舗と協力し、高校生が主体となって地域活性化に取り組む活動です。今後は、魚の魅力を楽しく伝える「魚ガチャ」の企画のほかにも、地域や飲食店と連携し、市場の魅力発信と地域との交流を深めていきます。
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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
プレスリリース提供：PR TIMES
