AIチューター「Knock」を運営するHanji株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:村田洋佑)が運営する「Knock 教育AIラボ(https://note.com/knock_lab )」では、現役大学生に対して、受験で使った参考書や教材に関するアンケートを2026年3月に実施しました。以下、概要をご報告します。
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調査背景
近年、大学受験に向けた自主学習は多様化しています。学校や塾で使う教材や、自主学習において使用するいわゆる参考書など、従来からある学習方法に加えて、動画サイト、ソーシャルメディア、生成AIなどでも学習を進めることが可能です。今回は、依然として自主学習における存在感が高い参考書などの教材について、実際に受験生がどの程度それらを用いて学習し、またどの程度の割合の受験生がそれらをやりきることができているか、調査を行いました。結果概要
今回は、現役の大学生に対して、「英語」と「数学」について、学校や塾以外の教材を、なんのために、またどのくらい活用したか、を主に調査した。【自分で入手した教材数*1】
・英語が受験科目だった回答者の中で、自分で入手した英語教材の数は、2-4冊と答えた人が50%で最多だった。一方、5-9冊が15%、10冊以上も11%いた。
・数学が受験科目だった回答者では、自分で入手した数学教材の数は、2-4冊と答えた人が38%で最多。2位は5-9冊で17%、0冊という人も20%いた。
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*1 「覚えていない」と無回答を除いて集計
【教材のやりきり状況】
・「最後までやりきることができた英語/数学の教材は全体冊数の何%程度か」という質問では、英語数学どちらでも、かなり多く(75%以上)の教材を最後までやり切れたと答えた人は25%程度であった。
・英語・数学どちらでも40%程度の回答者が半分の教材しか最後までやりきれなかったと回答した。これは、例えば教材を4冊買っても、40%の人は2冊以下しかやりきれなかった人、という意味である。
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【やりきれなかった理由】
・英語教材をやりきれなかった理由では、「学校の課題や塾の教材で手一杯だった」(27%)、「解説を見てもわからないところがあって放置してしまった」(19%)が多かった。数学では1位「解説を見てもわからないところがあって放置してしまった。」(28%)、2位「学校の課題や塾の教材で手一杯だった」(25%)だった。
・フリーアンサーでは「多すぎても使い切るのが難しいし、一個を完璧にしたほうが効率も良い」「1つの教材を繰り返し解くことで、身につきやすいと思ったから」「やりきれないから少ない方がいい」などの意見が見られた。
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結果に対する考察 Knock 教育AIラボ 所長 辻本直人
今回は、大学受験生の自主学習について、教材に焦点に当てて調査を行いました。そこで見えたのは、7割以上の学生が自分で選んだ教材を実際にはやりきれていないという実情です。ほとんどの教材を、最後までやり切ることができたと回答した受験生は、英語でも数学でも25%程度で、逆に、半分以下の教材しかやり切ることができなかったと回答した人は、英語、数学どちらでも40%にのぼりました。
アンケートからみえてきた要因は大きく二つあります。
一点目は、受験生が既に他の教材で手一杯であることです。教材をやりきれなかった理由として「学校の課題や塾の教材で手一杯だった」が英語では1位、数学では2位にランクインしています。また、フリーアンサーでも「多すぎても使い切るのが難しい」「やりきれないから少ない方がいい」というコメントが見られました。
二点目は、内容への理解が足りず、途中でやめてしまうケースです。数学教材をやりきれなかった理由の1位は「解説を見てもわからないところがあって放置してしまった」で、英語でもこの理由が2位となっています。自分の解法と解説が合わない、読んでもわからないなどの状況で、参考書を活用しきれないまま止まってしまった受験生が多くいたことがうかがえます。
では、なぜ受験生は、既に多くの教材を持っているにも関わらず、新しい教材で勉強しようとするのでしょうか。普段使っている教材や受けている授業の理解につまずいたときに、その場で解決する手段が少ないことがその一因でしょう。昨今は、インフルエンサーによるおすすめ紹介や、ソーシャルメディアでの情報拡散により、受験生は情報過多になりがちです。足元の勉強をやりきれていないにもかかわらず、新しい参考書を始めてしまい、結局消化不良に陥るという悪循環がおきている可能性があります。
今回の結果は、受験生が自分の現状を正確に把握し、理解度に合わせた学習方法や教材を選択することの難しさを示していると言えるでしょう。それに対しては、以下の三点が重要な課題となります。
・学校や塾での「わからない」をそのままにしないこと
・新たな教材を検討する際には、自分の現在の実力や理解度を把握した上で選ぶこと
・教材の解説がわからない場合もそのままにせず、理解できるまで取り組む手段を持つこと
受験生が限られた時間の中で自主学習の質を高めるためには、やみくもに教材を増やすのではなく、一つひとつの教材に、丁寧に向き合える環境づくりが求められていると考えます。
さらに詳細な調査結果は、Knock 教育AIラボの公式noteをご覧ください。
https://note.com/knock_lab/n/ndc03abe0f771
<調査内容>
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査期間:2026年3月26日~3月28日
■調査対象:一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜のいずれかを経て、現在4年制大学に通っている18歳~25歳の男女
■有効回答数:221人
割合は四捨五入しており、総数と内訳の計が一致しない場合があります。
本調査の内容を引用する場合は『Knock 教育AIラボ』による調査であることがわかるようにご記載くださいますようお願いいたします。
<Knock 教育AIラボについて>
AIチューター「Knock」を開発するHanji株式会社が運営し、生成AIの教育現場での活用を主題として調査研究を行うラボです。独自の調査や有識者との意見交換、生成AIの活用事例の紹介などを行うことで、教育×生成AIの未来について議論する場所になることを目指しています。
<Hanji株式会社について>
設立:2023年12月26日
オフィス所在地:東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA 907
代表取締役CEO:村田 洋佑(むらた ようすけ)
事業内容:中高生向けのAIチューター「Knock」の開発・提供
コーポレートサイト:https://hanji.inc/
AIチューター「Knock」公式サイト:https://knock-snap.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES

