東日本産直ビーフ研究会の会員である株式会社岩渕畜産は、次世代の担い手創出のためのインターンプログラムを2026年7月後半から開始。9月13日に本プログラムの公開視察会を開催します。
昨今、牛肉の主な産地である米国での生産減少や円安により、輸入牛肉の価格が大幅に高騰しています。輸入牛肉と国産牛肉の価格差が小さくなるなか、和牛よりも価格の安い交雑種が注目を集めています。しかし、畜産農家には、牛肉価格や人気の上昇以上に畜産資材の価格高騰が重くのしかかり、厳しい経営状況が続き、廃業に追い込まれる農家も少なくありません。生産者が減ると生産量の確保が難しくなり、さらなる値段の高騰が引き起こされます。国産牛の価格と生産量の維持には、生産者の確保、担い手の育成が必要です。
岩渕畜産は次世代に畜産業の価値を伝え、担い手を増やすため、農業インターンをスタートしました。銚子市周辺の高校に通う生徒約5名が参加し、牛農家の仕事や現状について学んでいます。9月13日には東京都内の企業による視察を予定しており、高校生がアテンドをし、牛舎の案内や今回の取り組みを紹介します。
東日本産直ビーフ研究会では、今後も本当においしい牛肉を消費者に提供をするため、次世代の担い手の育成に力を入れ、畜産業および一次産業全体が若者世代にも支持されるような業界となるよう取り組みを進めてまいります。
地元高校生が畜産農家でインターン。牛舎の清掃やエサやり担う
東日本産直ビーフ研究会の会員である株式会社岩渕畜産は地元高校生に向けたインターンを2026年7月後半から開始しました。地元高校に通う約5名の学生が参加し、牛舎の清掃やエサやりなど、牛農家の普段の仕事を経験しています。今回初実施となるこの企画では、インターンを通じて、牛農家のやりがいや魅力を知ってもらい、牛農家に少しでも興味を持ってもらうことを目指しています。9月13日には東京都内の企業による視察を予定しており、高校生が視察団に向け牛舎の案内や仕事の紹介をします。
資材高騰で畜産農家にのしかかる厳しい現状
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農林水産省の調査では、2026年7月に輸入牛肉ロースの全国平均小売価格が100グラムあたり451円に達し、2003年の調査開始以来の最高値を更新しました。これにより安価であった輸入牛と国産牛の価格差が縮まり、一部では価格が逆転する事態が起こっています。輸入牛と国産牛の価格差が縮まったことにより、国産牛の存在感は高まっています。特に、黒毛和牛とホルスタインを掛けあわせた交雑種は和牛よりも手頃な価格のため、物価高の中でその存在が注目されてきました。しかし、その交雑種も需要が急増していることから価格が急激に上昇しています。一部では黒毛和牛並みの価格で取引されているといわれています。
一方で、畜産農家の頭を悩ませているのが畜産資材の価格高騰です。中東情勢や円安の影響で、農業用ビニールなどの被覆資材や飼料や肥料といった輸入依存の資材の価格が上昇しています。また、高齢化や担い手不足も重なり、廃業や離農を選択する畜産農家も少なくありません。
このまま生産者が不足をしてしまうと、生産量や競争力が不足し安定的な供給が難しくなり、さらなる価格上昇を引き起こします。そのため、私たちがおいしい国産牛を手頃に食べ続けるためには生産者を減らさないことが不可欠なのです。
高校生インターンが企業視察のアテンド実施、牛舎や仕事内容を紹介。9/13実施
そのような状況に岩渕畜産・代表の岩渕一晃は危機を感じ、「何かできることからやらなければならない」と考え、若者に少しでも牛農家の仕事を知ってもらうためのインターンを募集し、牛農家の仕事や魅力を伝えます。9月13日に東京都内の企業が岩渕畜産にて視察を行うため、そのアテンドを今回のインターンに参加をする高校生が担当をします。視察団に対して、牛舎を案内し、牛農家の仕事内容などを紹介する予定です。視察団は牛農家の現状や課題感を知り、現在の畜産農家を取り巻く状況などを直に感じることができます。また、高校生がアテンドをすることで若い世代からの畜産業や一次産業に対する目線について、知る機会となります。
今後も岩渕畜産をはじめ、東日本産直ビーフ研究会では担い手の確保や育成を続け、畜産業および一次産業全体が産業として維持・発展していくことを目標に取り組んでまいります。
9/13 企業視察について
2026年9月13日(日)に行われる企業視察では、高校生が視察団に向け牛舎の案内や仕事の紹介などを予定しております。
・日時:2026年9月13日(日)10時30分頃を予定(視察時間は1時間程度)
・場所:岩渕畜産 岩井農場(千葉県旭市岩井1967)
・問い合わせ:株式会社岩渕畜産(0479-55-4511)
【東日本産直ビーフ研究会とは】
「安心・安全だけでなく、その先にある“しあわせ”をお届けする」ことを使命に掲げています。ただ牛肉を届けるだけではなく、日々の食卓から、特別な記念日まで、食べた時に“しあわせ”があふれるよう願いを込めて、生産の一つひとつに丁寧に向き合う約30名の会員からなる組織です。
■組織名:東日本産直ビーフ研究会
■住所:千葉県旭市岩井1967番地(株式会社岩渕畜産内)
■代表者:岩渕 一晃
■設立:2002年4月
■活動:「しあわせ絆牛こそ、本当においしい牛肉だ」
私たちは、皆様にこのように思っていただけるよう
生産・研究・魅力の発信に取り組んでいます。
また、千葉県のプロバスケットチームである千葉ジェッツとオフィシャルサプライヤー契約を結び、牛肉を提供し共に日本一を目指しています。
■HP:https://shiawase-beef.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES

