7月27日(月)に文教大学人間科学部 宮地さつき准教授が教材「入門!ライフ・リテラシーゲームdigital」を活用し、「社会で生きる力」を育む講義を実施しました。
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春学期に開講されている人間科学部1年次必修科目「人間科学の基礎」では、「大学でいかに学ぶか」「人間科学とはなにか」という観点で、「大学生活や専門的学習の導入」「図書館の利用方法」「学生間の交流・親睦」を織り交ぜながら、少人数制の授業を展開しています。特に人と社会のつながりに焦点を当てている人間科学科では、人生におけるさまざまなライフイベントやリスクを疑似体験し、社会保障、税、労働法制など社会生活していく上で必要となる知識や考え方について実践的に学ぶことを目的として、2019年度より「入門!ライフ・リテラシーゲーム」(ボード版)を各クラスで活用してきました。2026年度には、さらに最新の法・制度にも対応したdigital版を試験導入することとなりました。
宮地さつき准教授が担当する第15回(最終回)講義では、ライフリテラシー代表の加藤千晃氏をお招きし、ゲームを開発した想いを学生たちへ伝えていただくとともに、同氏が開発した「入門!ライフ・リテラシーゲームdigital」を実際にプレイしました。
学生たちはゲームを通じて、これまでどこか自分事に感じることができなかった社会の仕組み(制度や法律、政治など)に関心を持ち、ライフ(生活・人生・生命)に関わるリテラシー(情報や知識を正確に理解し、それをうまく活用する力)を身に着けていくことの大切さを楽しく、リアルに学ぶことができました。
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また、教材「入門!ライフ・リテラシーゲームdigital」はアクセシビリティに配慮した設計により、障害の有無や老若男女にかかわらず、誰もが同じ教材を用いて学ぶことができる仕様となっています。例えば音声ボタンで解説を聞くことができるため、視覚障害やディスレクシア(読字障害)のある学生、また外国にルーツのある学生など音読や漢字が苦手でも負担が少ないことや、オンラインという特性から、怪我や病気で自宅療養中の学生が自宅に居ながらでも気軽に参加できるという特徴があります。さらに実際にプレイをした学生からは、「ボード版もアナログで魅力的だが、digital版は親しみがあって理解しやすかった」といった声が寄せられました。デジタル技術が社会全体に浸透した時代を生きる現代の学生にとっては、より取り組みやすいものになりました。
本授業を通じて「インクルーシブ(包括的)な学び」とは、多様な選択肢の中からそれぞれの立場にあったより最適なツール(≒手段)を用いて、同じゴール(目的≒学び)に達することであり、大学や教員としてその選択肢を増やしていく過程は、一方的なものではなく、当事者たる学生とともに模索していくことが何より大切であることを改めて感じる機会となりました。
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受講した学生のコメント
◇森翔大さん(人間科学部1年)webでできるようになったので、自分のペースで進め、文字を読むことができ、使いやすかったです。また、文字を読上げに対応していたので、視覚障害の私でも楽しむことができました。これまで、ボードゲームは遊びにくいというイメージがあったので、触れてきませんでした。ですが、今回の体験を通してこれからボードゲームで遊びたいと思うようになりました。
◇松井汰知さん(人間科学部1年)
これから大人になるにつれて絶対に必要になってくる知識を、ゲームを通して学ぶことができたので頭に入ってきやすかったです。今一人暮らしをしているので、市役所から手紙が届いていたときはちゃんと確認しようと思いました。
◇松岡亜衣莉さん(人間科学部1年)
今回、ライフ・リテラシーゲームを実際に体験してみて、楽しみながら生活に関するさまざまな知識や考え方を学ぶことができました。普段はあまり意識していなかったお金や生活上の選択について、ゲームを通して考えることで、将来の生活をより具体的にイメージするきっかけになったと思います。また、他の人と一緒に取り組むことで、自分とは異なる考え方や選択があることにも気づくことができました。今回の講義を通して、ライフリテラシーは知識を身につけるだけでなく、実際の生活の中で適切に判断し、行動するために重要なものだと感じました。
文教大学人間科学部では「人間愛」の建学の精神のもと、今後もインクルーシブな学びの場を提供し、人間を多面的に捉え、総合的に理解することにより、人間生活を向上させるために必要な理論的、実践的知識と技術を身に着けた人材を育成していきます。
■文教大学概要:
学長/宮武 利江
建学の精神/「人間愛」
在籍学生/8,791名(2026年5月1日現在)
越谷キャンパス(教育学部・人間科学部・文学部)、湘南キャンパス(情報学部・健康栄養学部)、東京あだちキャンパス(国際学部・経営学部)の3キャンパスからなる総合大学です。
https://www.bunkyo.ac.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES

