小学校プログラミング必修化 「必要と思わない」54.9%

教育ICT 先生

プログラミング・タブレット導入についての考え
  • プログラミング・タブレット導入についての考え
  • タブレット・プログラミング授業の導入状況
  • 児童・生徒に積極的に経験させたいこと
  • デジタルアーツ
 デジタルアーツは1月12日、教育現場でのICT活用に関するアンケート調査の結果を公表した。小学校でのプログラミング教育必修化については、54.9%は「必要と思わない」と回答。児童・生徒に今後必要とされる能力でも、ICTに関連する事柄はあまり重要視されていなかった。

 調査は、文部科学省が2020年のプログラミング必修化などを進める中、実際に教育に携わる人が変革に対してどのように考えているのかを把握するために実施。2016年11月9日から30日の調査期間で、デジタルアーツWebサイトにて無料提供している学習資料をダウンロードしたことのある学校、教育委員会、情報モラル教育に携わる教育関係者から、71件の回答を得た。

 小学校でのプログラミング・タブレットの導入については、「自主的に学び、問題解決する力が 身に付くことを期待」とする考えが47.9%を占めた。そのほか「日本の教育がどう変化するのか、具体的な方針やプランが知りたい」39.4%、「ITを駆使した新しい知識や経験が身に付くことを期待」36.6%など。

 小学校でのプログラミング教育の必修化に関しては、「必要と思わない」54.9%、「必要だと思う」45.1%と、否定的な意見が上回った。その理由として、「ほかに優先して学ぶべき科目がある」「児童・生徒の適性によって選択制にするべき」といった意見があった。

 学校・教育委員会に勤務している回答者(回答数56件)にタブレットの導入状況を尋ねると、「導入している」48.2%、「導入していない」33.9%、「導入を検討している」17.9%だった。プログラミング授業の実施状況は、51.8%が「実施していない」と答え、「実施している」は28.6%という結果に。

 児童・生徒が社会人になる前に積極的に経験しておいた方が良いと思うことを聞くと、「積極的にコミュニケーションする」94.4%、「人前で発表・発言する」80.3%、「本をたくさん読む」73.2%、「ディスカッションの機会を経験する」71.8%などと答えている。社会に出た際に必要とされる能力には、「人間関係形成力」「コミュニケーション能力」「思考力」が回答としてあがるなど、ICTに関連する事柄はあまり重要視されない傾向にあった。
《黄金崎綾乃》

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